The Motley Fool

株価のピークを示す典型的な兆しがみえてきた

モトリーフール米国本社、2020年9月23日投稿記事より

株式市場は、9月23日に大きく下落しました。

主要ベンチマークは2%から3%も下げ、多くの人々が急落の餌食となりました。

ダウ平均(DJINDICES:^ DJI)、S&P 500(SNPINDEX:^ SPX)、ナスダック総合指数ともに大きく急落したのです。

(9月23日の株式市場)

<インデックス>     <変化率>     <変化幅>

ダウ            (1.92%)       (525)

S&P 500          (2.37%)        (79)

Nasdaq Composite      (3.02%)       (331)

懐疑的な投資家は常に、市場が混乱する際の兆候を探しています。

今日、市場参加者は、過去の急落の始まりにも同様の出来事があったことを思い出しました。

SPIエナジーのストーリー

SPIエナジー(NASDAQ:SPI)は、ほとんどの投資家にとって馴染みのない名前です。

SPIは2006年に設立され、太陽光発電システムおよび太陽光発電ソリューションを提供することを目的としています。

SPIは2015年に本社を中国に移転し、グリーンエネルギーに特化したインターネット企業へと成長しました。ナスダックでの取引は2016年の初めに開始されました。

そこから、SPIの株価は下り坂となりました。ナスダック上場後の最初の2週間で株価は半分以下に下落しました。

長期間の下降トレンドにより、2017年後半と2018年末に2回、1対10の株式併合を行う必要がありました。

株式併合を行っても、SPIの株価は2020年3月に1ドルを下回り、最終的にはナスダックから除外通知を受けました。

しかしSPIは、ナスダックから追い出されるのをなんとか回避することに成功しました。

それでも株価は依然として1ドル台をうろついていました。

そう、9月23日まで。

次世代に向けた動き

SPIエナジーは23日、新しい子会社を設立したと発表しました。

その子会社の目的は、電気自動車とEVの充電技術を設計および開発することです。

シャオフェン・ペンCEOは、以下のように述べました。

「テスラが実証したように、再生可能エネルギー分野におけるビジネスモデルは、大きな価値を生み出すことができます」

ペンCEOは、SPIが「再生可能エネルギー関連会社」という印象をマーケットに植え付けました。

今の投資家は靴磨きの少年のようだ

現在、EVテクノロジーが大流行しているため、株主はこのニュースに大喜びしました。

SPIの株価は1株あたり1.03ドルから46.67ドルに急騰し、一時的に時価総額は約7億ドルになりました。

その後、SPIは嘘のように下落しました。1日の終わりまでに、その株は1株あたり14ドルになりました。

天井でつかんだ不運な買い手は、わずか数時間で70%のお金を失ったのです。

このような動きを、みなさんは以前にも見てきたことがあるはずです。

・ドットコム時代には、非技術系企業でさえテクノロジー的な名前を採用しました。そして、インターネット企業であることをアピールしました。

・ビットコインが爆発的に上昇したとき、多くの企業が仮想通貨への関心を利用するために、ブロックチェーンサービスを自社のビジネスに取り入れようとしました。

・マリファナ投資の全盛期には、マリファナに関連するビジネスを行っているとアピールする企業が増加しました。

これらすべてのケースで、新規参入者はしばらくの間成功しました。

しかし最終的には、投資家は次の流行に飛びつきました。そして、ほとんどの会社は無価値になったのです。

投資家は「株式市場は、長期的に見た株価の真の価値を反映している」ということを理解する必要があります。

SPIの大きな上昇は、投資家が誇大広告に巻き込まれるのを避けるために警戒しなければならない、ということを思い出します。

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免責事項と開示事項 記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資家に対する投資アドバイスではありません。元記事の筆者Dan Caplingerは、記事で言及されている株式を保有していません。モトリーフール米国本社は、テスラ株を保有し、推奨しています。

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