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【米国株動向】5Gがスマートフォン市場を救う?

モトリーフール米国本社、2020910日投稿記事より

新型コロナウイルスのパンデミック(世界的流行)を受け、消費者の買い控えと同時にサプライチェーンが断絶した影響で、2020年の世界のスマートフォン市場は過去に例を見ない最悪の年となっており、出荷台数は大幅に落ち込んでいます。

こうした中、スマートフォン市場の救世主として期待されているのが5Gです。

既に5G対応のスマートフォンを売り出しているメーカーもあり、アップル(NASDAQ:AAPL)も年内に5G対応機種を発売する予定です。

2021年に市場は回復

調査会社カナリスの最新予測によれば、世界全体の2020年のスマートフォン出荷台数は前年比11%減となる見通しです。

このうち、5G対応スマートフォンの出荷台数は約2億8,000万台となる見通しで、中国で販売される低価格機種が全体を牽引するとみられます。

2020年末に発売される5G対応の新機種で勢いに弾みがつき、2021年のスマートフォン出荷台数は前年比10%増の13億台と予想されています。

カナリスのシニアアナリスト、ベン・スタントン氏は、「実店舗の営業が徐々に再開され、物流や生産も回復しているおかげで、今年の下半期は大半の市場が安定する見通しである。年末商戦のシーズンになれば5Gが脚光を浴びることは間違いない」と述べています。

5Gスマートフォンの需要が高まるには、中国のように商品が普及し、価格が下落することが必要です。

中国では2021年のスマートフォン出荷台数全体のうち、400ドル以下の5Gスマートフォンが60%近くを占めると予想されています。

北米や欧州といった先進国市場ではアップルが優位に立っており、5G対応iPhoneの販売価格は400ドルをはるかに上回る見通しです。

スタントン氏は、「欧州ではモトローラの“G 5G Plus”やシャオミ(小米)の“Mi 10 Lite 5G”といった低価格の5G対応機種が既に発売されているが、英国など、アップルが圧倒的地位にある市場では、多くの消費者が5G対応iPhoneの発売を待ち望んでいる」と述べました。

欧州での5G対応機種の平均販売価格は、競争の激化に伴って下落が予想され、カナリスは2021年の765ドルから2024年には477ドルになると予想しています。

世界各国の通信事業者による5G配備はまだ初期段階にあり、5Gによって可能になる通信速度については不確実な点もありますが、通信事業者もスマートフォンメーカーも次世代技術について積極的にアピールして5Gの普及を推し進めようとしています。

カナリスの予測では、中国の5G普及率は2021年中に80%を上回る見通しです。

また、2021年の世界全体の5G対応機種の出荷台数は前年比95%増の5億4,400万台に達し、スマートフォン全体の40%超を占める見通しです。

【米国株動向】株価が爆騰する前に買っておくべき2つの5G関連銘柄

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免責事項と開示事項 記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資家に対する投資アドバイスではありません。元記事の筆者Evan Niu、CFAは、アップル株を保有しています。モトリーフール米国本社は、アップル株を保有し、推奨しています。

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