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【米国株動向】スラックの株価を急落させた決算の一つの数字

モトリーフール米国本社、2020年9月11日投稿記事より 

多くの人々がリモートで働いているため、スラック・テクノロジーズ(NYSE:WORK)の第2四半期決算への期待は高まっていました。

2020年の同社の株価はこれまで30%上昇しており、ナスダック総合指数の21%の上昇を上回っていました。

決算数値のほとんどは事前予想を上回りましたが、たった1つの数字が株価を急落させました。

リモートワークの流れは継続します

スラックの売上は2億1,590万ドルで前年比49%増となりました。

また、1株あたり損失は0.00ドルでした。

同社は将来の成長に向けた多額の投資を行っているため、損益がゼロとなったのは予想外でした。

アナリストの事前予想は、2億830万ドルの売上と1株あたり損失が▲0.03ドルであったため、財務数値は予想を上回ったといえます。

他にも強い数値がありました。

スラックの顧客数は成長を続け、8,000の新規の有料顧客を追加し、合計顧客数は130,000になりました。

これは、前年比で30%増加となります。

また、年間売上高が100,000ドルを超える顧客は、37%増の985に急増しました。

年間売上高が100万ドルを超える顧客は87人となり、前年比78%増と急増しました。

既存の顧客はスラックに対する支出を増やしています。

既存顧客は、昨年より25%多く支出しており、追加の製品やサービスを採用しています。

画期的な新製品のリリース

スラックはまた、有料顧客成長の主要な要因の1つはスラック・コネクトの採用が加速しているためだと述べました。

同社によれば、スラック・コネクトを使用すると、ユーザーは組織内外のユーザーと共同作業ができるようになります。

また、電子メールを使用する必要がなくなります。

同社は、第2四半期においてスラック・コネクトのユーザー数が380,000人を超え、前年比で200%増加したと発表しました。

株価を急落させた数字

これらの数字を見ると、一見スラックは非常にうまく機能しているように見えます。

しかし、一つの数字が同社の株価を急落させました。

それは、将来の成長見通しに関する数字です。

スラックは、次四半期の売上高は前年同期比25%増加と予想しました。

これは、この2年間で最も低い成長率です。

実際、売上高の前年比の伸び率は、過去5四半期のそれぞれにおいて、ゆっくりではありますが着実に低下しています。

カンファレンス・コールで、アレンシムCFOは、以下のように述べました。

「我が社はコロナ禍において契約期間に関する問題に直面しました。上半期の利用料の割引は約1,100万ドルに達しました。しかし、この割引については、今四半期にいくらか緩和すると予想しています。」

将来の成長見込みはどうか

第3四半期について、スラックは2億2,200万ドル~2億2,500万ドルの売上高を目指しています。

これは、今四半期に発表された前年比49%の増加と第1四半期の前年比50%の増加に比べると、著しく減速しています。

同社はまた、1株あたり損失が▲0.06ドルになると予測しています。

保守的なガイダンスを提供するスラックの慣行を考えると、その売上高と利益は、会社予想を上回る可能性が高いと思われます。

ただし、投資家は注意深くスラックを監視していく必要があります。

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免責事項と開示事項 記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資家に対する投資アドバイスではありません。元記事の筆者Danny Venaは、記事で言及されている株式を保有していません。モトリーフール米国本社は、スラック・テクノロジーズ株を保有し、推奨しています。

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