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2018年末の調整により割安になった米国株3選:アマリン、バイドゥ、テイラード・ブランズ

モトリーフール米国本社、2019年1月23日投稿記事より

史上最長の強気相場の一つを経て、株価は昨年末に大きく調整しました。

この市場全体の低迷により、長期的な投資家にとって、買い場が訪れたという見方もあります。

そこで、アマリン(ティッカー:AMRN)、バイドゥ(ティッカー:BIDU)、そしてテイラード・ブランズ(ティッカー:TLRD)に注目してみましょう。

アマリン:アイルランドのホープ

他のほとんどのバイオテクノロジー株式とは異なり、アイルランドのバイオ医薬品アマリンの株式は、2018年に非常に好調に推移しました。

アマリンの株式は、Reduce-Itという大規模な心血管転帰試験で、同社のVascepaが好調な結果を残したことを受け、昨年末に急上昇しました。

このことは以下のようなインプリケーションがあります。

第一に、Vascepaは高いトリグリセリドレベルを持つ患者の死亡率を下げるための直接的で費用対効果の高い方法になりました。

Vascepaは30日分で349ドルですが、心臓発作や脳卒中に起因する長期の入院費用と比べてはるかに安価といえます。

第二に、Vascepaはこれらの優れた試験結果を受けて、すべての医療分野で最大かつ最も有望な市場に参入する可能性を秘めています。

その市場とは、心血管疾患の市場です。

したがって、Vascepaの現在の最大売上高25億ドルはそれ程大きなものではありませんが、今後はさらに成長する可能性があります。

結論としては、VascepaのReduce-Itの結果により、アマリンは急成長を続けるものと思われます。

バイドゥ:中国でメガトレンドを生み出せる企業

バイドゥの株価は2018年に約3分の1下落しており、現在はPER15倍で取引されています。

同社は力強い利益成長を続けているにもかかわらず、株価は大きく下落しました。

バイドゥは中国の検索市場で圧倒的な地位を誇っています。

そして、同国の広告支出の多くがオンラインチャネルに移行するにつれて、引き続き利益を得られるはずです。

同社の検索分野での優位性により、AI向けの膨大な量のデータにもアクセスできます。

また、中国政府と協力してさまざまなAIおよび自動運転プロジェクトにも取り組んでいます。

バイドゥの検索事業は、売上高のおよそ4分の3を占め、前年同期比で25%の成長を遂げました。

同社は、上記で述べた新分野で主導的な役割を果たし、クラウドサービスの提供も拡大するため、大きな成長の可能性があります。

経済成長の鈍化、米国との貿易戦争などへの懸念が弱気な市場環境をもたらしたので、中国のハイテク株は、昨年大きな打撃を受けました。

こうした動きは続いており、ハイテク株の割安度は高まっています。

テイラード・ブランズ:業態の変化でキャッシュフローが改善

アパレルのテイラード・ブランズは、メンズ・ウェアハウスとジョス・エー・バンク・クロージャーズというブランドを吸収してから、5年間で株価が76%下落しました。

しかし、同社は負債を減らし、堅実な利益をもたらすカスタムスーツのような商品に注力しました。

この結果、直近の決算報告書では、売上高は前年比2.3%増となり、1株当たり利益は0.75ドルから1.01ドルに増加しました。

しかし同社は第3四半期の決算発表を途中で打ち切り、その後、今後の見通しを下方修正したため、株式はここ数カ月間で急落しました。

この点はもう少し深堀りして調べる必要があるでしょう。

ただ、現在の株価は割安の部類に入ってきています。

当年度の1株当たりの調整後純利益は2.25ドルから2.30ドルですが、この株式はわずかPER5.3倍で取引されています。

一方、フリーキャッシュフローは2億9000万ドルもあります。

最近の急落により、配当利回りは6%となりました。一見割安に見えますが、前述の点はリサーチが必要です。


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