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【米国株動向】アリババ、配車サービス「グラブ」の株をウーバーから所得

モトリーフール米国本社、2020年9月14日投稿記事より

アリババ(NYSE:BABA)がアジアの大手配車会社である「グラブ」に30億ドルの出資をする準備を進めていると伝えられました。

これにより、ウーバー・テクノロジーズ(NYSE:UBER)が保有するグラブ株の一部をアリババが所得することになります。

ウーバーは、2018年にグラブ株の27.5%を取得し、東南アジア事業を現地の別会社に売却しています。

契約の一環として、グラブは2023年までに上場する必要があり、上場をしない場合は、ウーバーに20億ドルを支払うことになります。

ブルームバーグは14日、今回の出資によってアリババがグラブの顧客、配達車両、デジタルウォレット、および金融サービス事業にアクセスできるようになると報じました。

シンガポールを拠点とするグラブは、東南アジア最大の配車サービスを提供しており、他にも食事、食料品、荷物の配達やスクーターのレンタル、キャッシュレス決済事業を行っています。

シンガポール、日本、カンボジア、ベトナム、その他4か国で事業を展開しており、 2017年には配車市場でシェア95%を獲得しています。

一方、アリババは、2016年にシンガポールを拠点とするeコマース会社ラザダ(Lazada)を買収しましたが、テンセントが保有するショッピー(Shopee)にシェアを奪われています。

アナリストは、アリババがグラブのサービスを利用して、シェアを奪い返すことができると示唆しています。

また、ウーバーの株主であるソフトバンク・グループ(OTC:SFTBY)は、東南アジアのほとんどの配車会社に大規模な投資を行っており、中国の滴滴出行(Didi Chuxing)やロシアのヤンデックスにも投資しています。

グラブにも30億ドル出資しており、滴滴出行においては118億ドルのポジションを保有しています。

グラブに巨額の投資を行うことで、アリババは既存事業を好転させることができるかもしれません。

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免責事項と開示事項 記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資家に対する投資アドバイスではありません。元記事の筆者Rich Dupreyは、記事で言及されている株式を保有していません。モトリーフール米国本社は、アリババ・グループ・ホールディングス株、テンセント・ホールディングス株、ヤンデックス株を保有し、推奨しています。モトリーフール米国本社は、ウーバー・テクノロジーズ株を推奨しています。

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