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マイナポイントの仕組みとは?申込み手続きや注意点についても解説

出典:Getty Images

2020年9月1日より、国は「マイナポイント事業」をスタートしました。

キャッシュレス決済サービスを通じて、支払った金額の25%の還元を受けられる仕組みとなっておりますが、申込み手続きの複雑さから、あまり一般に浸透されておらず、仕組みを理解していない方も少なくありません。

そこで今回は、マイナポイントの仕組みを解説します。申込み手続きや注意点も併せて解説します。

マイナポイントの仕組みとは?

マイナポイントとは、マイナンバーカードを使って予約・申込を行って選んだキャッシュレス決済サービスでチャージや買い物をすると、利用金額の25%分のポイントがもらえる仕組みです。

還元されるポイントは1人あたり5,000円分までが上限となっていますので、20,000円の利用でポイントが上限までもらえる計算になります。

「マイナポイント」という名称から独自のポイントがもらえると勘違いされやすいですが、実際は選んだキャッシュレス決済サービスのポイントがもらえます。

そのため、自分が日頃から使っているキャッシュレス決済サービスを選択すると使いやすいです。

2020年6月まで行われていた「キャッシュレス・消費還元事業」と異なり、ポイントを受け取るまでに自分で申込み手続きをしないと、マイナポイントは受け取れません。

マイナポイントをもらえるまでの手続きは3段階に分かれています。

  1. マイナンバーカードを取得
  2. マイナポイントを予約・申込
  3. 決済サービスを選びチャージ・買い物をする

それぞれ順番に解説します。

マイナンバーカードを取得

マイナポイントをもらうためには、マイナンバーカードが必須です。

マイナンバーカードを取得していない場合は、まずはマイナンバーカードを発行することから始めます。

マイナンバーカードを所有していない方

マイナンバーカードの発行に必要なのは、郵送された通知カードの下についている、「交付申請書」または「個人番号通知書」になります。

交付申請書または個人番号通知書があれば、スマートフォンかパソコン、街中の証明用写真機、郵便などから申請できます。

通知カードや交付申請書がなくても、マイナンバーが分かれば、インターネットから交付申請書などをダウンロードして申請することも可能です。

もし、通知カードや交付申請書、個人番号通知書などが手元になく、自分のマイナンバーが分からない場合は、住んでいる市区町村窓口へ行きましょう。

交付申請書を発行してもらえるほかに、申請時に窓口で本人確認を行えば「本人限定受取郵便等」でマイナンバーカードの受け取りができます。

マイナンバーカードは申請してから受け取るまでに1ヵ月前後は掛かります。

混雑状況によっては更に時間が掛かると予想されるため、なるべく早めに手続きをしておきましょう。

また、受け取り時に電子証明書を不要としてしまうとマイナポイントの手続きができないため注意しましょう。

マイナンバーカードを発行・所有している方

すでにマイナンバーカードを取得している方は電子証明書の有効期限を確認しましょう。

電子証明書が有効期限内でないと、手続きが行えません。

電子証明書の有効期限はマイナンバーカードの券面にあります。

「電子証明書の有効期限」欄に手書きの期限日があれば、その日付まで電子証明書は有効です。

日付部分が空欄でしたら、上にある「マイナンバーカードの有効期限」から5年分を引いた日付が電子証明書の有効期限になります。

マイナンバーカードの有効期限は交付から10回目の誕生日に対して、電子証明書の有効期限は5回目の誕生日までとなっています。

たとえば、マイナンバーカードの有効期限が2030年3月31日だった場合、電子証明書の有効期限は2025年3月31日になります。

電子証明書の有効期限が過ぎていた場合は、住んでいる市区町村の窓口で電子証明書を発行しましょう。手数料は無料です。

電子証明書が有効期限内の方

マイナンバーカードを受け取った、あるいは電子証明書の有効期限を確認した方は、マイナンバーカード取得時の数字4桁のパスワードを用意しましょう。

パスワードが分からなければ、住んでいる市区町村の窓口で再設定の手続きが必要です。

次にマイナポイント手続きに対応したスマートフォンかタブレット、もしくはICカードリーダライタとパソコンを用意します。

もし、これらの端末を自分で用意できない場合は、全国各地にある「マイナポイント手続きスポット」で予約・申込みをおこないましょう。

スポットは住んでいる市区町村の窓口のほかに、郵便局やコンビニのマルチコピー機など全国で9万箇所もあります。

マイナポイントのマークが目印のため、見つけやすくなっています。

マイナポイントを予約・申込

マイナンバーカードを取得しましたら、次はマイナポイントの予約をします。

マイナポイントを予約して「マイキーID」を発行すれば、マイナポイントに申込みできます。

マイキーIDを発行する

端末によって手順が多少異なります。

スマートフォン・タブレットで予約する場合は、「マイナポイント」アプリをインストールして、マイナンバーカードを読み取ります。

その際に「マイナンバーカード取得時の4桁のパスワード」が必要になります。

暗証番号入力を3回間違えるとロックされてしまうため、注意して行いましょう。

パソコンで予約をする場合は「マイナンバーカード読み取り対応のICカードリーダライタ」が必須になります。

パソコンと接続して、「マイキーID作成・登録準備ソフト」をインストールします。

総務省の「マイナポイント予約・申込サイト」へアクセスして、マイナンバーカードをICカードリーダライタで読み取ります。

そして、ここでも数字4桁の暗証番号を入力します。

マイナポイント手続きスポットで予約をする場合は、申込みまで一緒に行うため、申込みたい決済サービスのIDやセキュリティコードなどを用意しましょう。

指示に従い、ここでも数字4桁の暗証番号を入力します。

数字4桁の暗証番号を入力すれば、自動的にマイキーIDが発行されます。

マイナポイントに申込みをする

2020年8月時点でマイナポイントを申込めるキャッシュレス決済サービスは200種類以上もあります。

誰もが知っているサービスもあれば、地方に根付いたスーパーマーケットの電子マネーなど、選択肢は幅広いです。

記事執筆時点で申込み可能となっている決済サービスがありますが、2つ注意点があります。

  • 申込み方法は決済サービスごとに異なり、決済サービスによっては事前登録が必要
  • 一部決済サービスでは支援窓口及びマイナポイント手続きスポットで手続きできない

多くの決済サービスはマイナポイントアプリか公式サイトで申込みが可能ですが、いくつかの決済サービスは専用のサイトでしか申し込みができません。

また、イオンカードやエポスカードなどは決済サービスIDやセキュリティコードの発行手続きが必要になります。

楽天ペイ・楽天カードは手続きスポットでの登録ができません。このように、決済サービスごとに申込み方法が異なるため、キャッシュレス決済サービスの申込み方法はきちんと確認しましょう。

決済サービスに申込みを済ませたら、必要な手続きは完了です。

決済サービスを選びチャージ・買い物をする

マイナポイントの申込みを済ませたら、2020年9月1日~2021年3月31日までのチャージや買い物を対象に、利用額の25%(上限5,000円)までがポイントとしてもらえます。

申込みを済ませたからといって、9月1日より前にチャージ・買い物をしても対象にはなりません。

マイナポイントの確認はアプリ・公式サイトからいつでも確認できます。

チャージ・買い物のどちらでポイントが付与されるのかは決済サービスによって異なります。

決済サービスによっては両方の手法でマイナポイントが付与される場合もあります。

また、一度決済サービスを申込んでしまったら、申込みの取り消しや決済サービスの変更をすることはできません。

1人につき1つの決済サービスしか申込めない仕組みとなっています。

まとめ

以上が、マイナポイントの仕組みの解説になります。

マイナポイントはマイナンバーカードを持っていれば子供も対象となっており、未成年の場合は親が法定代理人登録をすれば申込みが可能です。

記事執筆時点では明言されていませんが、総務省はマイナンバーカードの保有率を上げることも狙いとしており、予算として2,000億円(4000万人分)を用意しています。

つまり、4000万人がマイナポイントを申込みした時点で新規の申込みが打ち切られる可能性は否定できません。

2020年1月15日時点でマイナンバーカードの交付枚数は1,900万枚ですが、新型コロナ関連の給付金を受け取るためにマイナンバーカードを発行した方は少なくありません。

興味がある方は早めに申込みを済ませましょう。

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