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2019年注目のバンガードのETFトップ5を紹介

出典:Getty Images

モトリーフール米国本社、2019年1月19日投稿記事より

バンガード・グループ(以下「バンガード」)は、インデックス作成の先駆者です。

それは、1976年にジャック・ボーグルのVanguard 500 Index Fundから始まりました。

バンガードは、その運用資産の爆発的な成長を見て、数十のインデックス型投資信託を販売し、この分野のリーダーになりました。

上場投資信託(以下「ETF」)の人気が高まるにつれて、バンガードもその市場に参入し、業界で最大のETFプロバイダーの1つになりました。

投資家は、投資信託とETFを通じて数兆ドルをバンガードに委託しています。

その資金は、バンガードが管理している一部のETFに集中しています。以下では、上位5つのバンガードETFを紹介し、それらが普及している理由を説明します。

バフェットから学ぶインデックス投資の基礎。代表的な海外ETFについても紹介。

2019年のトップバンガードETF

ETF 運用資産
Vanguard Total Stock Market (ティッカー:VTI) 1,001億ドル
Vanguard S&P 500 (ティッカー:VOO) 951億ドル
Vanguard FTSE Developed Markets (ティッカー:VEA) 680億ドル
Vanguard FTSE Emerging Markets (ティッカー:VWO) 579億ドル
Vanguard Value (ティッカー:VTV)  434億ドル

どのETFが優れているのか

バンガードの上位2つのETFにおいては、どちらも米国の株式市場に即時にアクセスすることができます。

2つのファンドは、連動するインデックスが異なっており、投資家の好みに応じて投資先を選択することができます。

まず、Vanguard Total Stock Marketは長い間ETF業界をリードしてきました。

当ETFは、世界でも有数の大手企業から証券取引所に上場している小規模企業まで、あらゆる規模の企業への幅広い投資を行っています。

ETFの多くは時価総額の加重平均であるため、資産の大部分は大型株になります。

しかし、当ETFのほぼ25%が、中型株式、小型株式、超小型株式に投資されています。

これらの株式は、歴史的に大型株式よりも価格変動が激しいものでした。

しかし、長期的なパフォーマンスは優れていたので、Vanguard Total Stock Marketは大型株のみで構成されるポートフォリオを上回ることが期待されていました。

一方、Vanguard S&P 500には単純な目的があります。

投資業界で一般的なベンチマークであるS&P 500のリターンに一致させるということです。

当ETFは純粋に大型株だけで構成されています。

その低い手数料率により、Vanguard S&P 500は、ベンチマークのリターンを長期的に提供するという目的を達成することができます。

どちらのETFに甲乙をつけることは未だできません。

過去5年間で、S&P 500はよりよいリターンを得ていますが、過去10年を振り返ると、Total Stock Marketが勝者です。

どちらのETFが優れているかという議論は、今後も続くことでしょう。

国際株を買うことに関するもう一つの大きな議論

国際的な投資に関しても、意見の違いがあります。

一部の投資家は、より安定している先進国経済に投資することを好みます。

しかし、その他の投資家は、新興市場における高成長の機会を好みます。

バンガードはこれら両方のETFを提供しており、最近では、先進国市場向けのETFに人気が集まっています。

これらのファンドの違いは、そのETFがどこに投資されているのかを見ればすぐわかります。

先進国向けETFは、日本、イギリス、フランス、カナダ、ドイツへの投資が多く、その他は上記以外のヨーロッパおよび旧イギリス連邦諸国がその他を占めています。

新興市場向けETFは、中国、台湾、インド、ブラジルに集中しており、南アフリカにもわずかですが投資されています。

どちらのETFも過去2年間で2桁台の損失を記録しており、最近の実績はよいとはいえません。

世界中の困難な状況が、国際的な株式を圧迫しています。

過去10年を振り返ると、新興市場向けETFはやや上昇していますが、どちらも米国株式を大きく下回っています。

そのため、これらのETFの運用資産残高は、米国株式に焦点を当てたETFよりもはるかに少ないものとなっています。

割安株式への投資

5番目のETF、Vanguard Valueは興味深い選択です。

当ETFは、成長率は低いですが、比較的割安な株に集中しています。

それは、保守的な投資家が好むアプローチであり、それは多くのバンガードの顧客が持つ属性と一致しています。

Vanguard Valueが注目に値するのは、過去10年間でバリュー株式のパフォーマンスが成長株式のパフォーマンスを下回ったことです。

バンガードの成長株ETFは、Vanguard Valueと比べて年間平均リターンが2パーセント以上高くなっています。

それにもかかわらず、投資家はVanguard Valueの堅実なリターンを期待しており、成長株が景気後退で転落した場合には、バリュー株式はアウトパフォームすると考えています。

あなたは、これらのETFをポートフォリオに加えているか

この5つのトップバンガードETFリストに関する興味深い点は、これら5つのETFを組み合わせるだけで、多様なポートフォリオを作成できるということです。

多くの顧客がバンガードのファンでありつつ、各々違ったETFの組み合わせでポートフォリオを構築しています。