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【米国株動向】エヌビディアとAMD2銘柄比較

出典:Getty Images

モトリーフール米国本社、2020年8月24日投稿記事より

Advanced Micro Devices(NASDAQ:AMD)は、競合するNVIDIA(NASDAQ:NVDA)のグラフィックスカード分野に進出し、GPUに対する需要の高さから市場シェアを大きく拡大しています。

NVIDIAは、現在のGPUよりもはるかに高速の次世代製品のリリースで復活する可能性があります。しかし、AMDはNVIDIAの独走を許すことはないでしょう。

そのため、GPU市場は今年後半にAMDとNVIDIAがGPUをアップグレードする際に、覇権をめぐって厳しい戦いに直面することになると思われます。

しかし、AMDが事実上独り勝ちになるのではないか予想される領域が1つあります。

それは、ゲーム機市場です。

AMDの巨大なゲームコンソール関連需要

AMDは、今後発売されるゲーム機の中央処理装置とカスタムGPUの提供者として、マイクロソフトとソニーによって選ばれました。

NVIDIAはこの取引をAMDに奪われたのです。

Jon Peddie Researchによると、コンソールグラフィックスハードウェア市場の来年の売上高は173億ドルになると予想されており、2020年の予測売上高を39%近く上回ります。

プレイステーション5とXboxシリーズXは今年のクリスマス商戦に発売される予定であるため、来年のGPU売上の急増は当然のことです。

新しいゲーム機の発売により、大規模なアップグレードサイクルが開始され、コンソールグラフィックス市場の規模が拡大すると予想されます。

もちろん、NVIDIAは任天堂のSwitchにチップを供給しており、ゲーム機のグラフィックス市場にも進出しています。

ソニーのPlayStation 4とマイクロソフトのXboxの合計シェアは74%を占めており、AMDは両社に対して大きな影響力を持っています。

つまり、AMDは2021年にGPUの覇権をめぐる戦いにおいて、NVIDIAに勝利する可能性があります。

その理由を見てみましょう。

PCゲームにおけるNVIDIAの厳しい戦い

Jon Peddie Researchは、PCゲーム機の売上は来年もほぼ横ばいになると予測しています。

そして、PCグラフィックスハードウェアの売上高は、今年の359億ドルと比較して、2021年には356億ドルになると予想しています。

AMDは、RDNA2次世代グラフィックスカードの開発により、NVIDIAにダメージを与える可能性があります。

AMDは、その次世代グラフィックスカードは、既存のカードと比較して消費電力が50%改善できると主張しています。

一方、NVIDIAのグラフィックスカードは、パフォーマンスが50%向上し消費電力が半分になると述べています。

AMDとNVIDIAは、今年の後半に新しいグラフィックスカードが市場に出回ります。

どちらが勝者になるかはわかりませんが、AMDはゲーム機市場で支配的な地位を築いています。

そのため、大きな収益機会を得ることになるでしょう。

AMDはゲーム機に続く戦いにおいてもNVIDIAよりも優位にあるように思われます。

これは、AMDが成長を続ける原動力になるでしょう。

【米国株動向】年初来の株価上昇率がトップクラスのエヌビディアはなお注目すべきか?

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免責事項と開示事項 記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資家に対する投資アドバイスではありません。マイクロソフトの子会社LinkedInの従業員であるTeresa Kerstenは、モトリーフール米国本社の取締役会メンバーです。元記事の筆者Harsh Chauhanは、記事で言及されている株式を保有していません。モトリーフール米国本社は、マイクロソフト株、エヌビディア株を保有し、推奨しています。モトリーフール米国本社は、任天堂株を推奨しています。モトリーフール米国本社は、マイクロソフト株に関するオプションを推奨しています(2021年1月の85ドルのロング・コール、2021年1月の115ドルのロング・コール)。
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