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【米国株動向】バイデン当選を仮定した場合に注目べき3銘柄

出典:Getty Images

モトリーフール米国本社、2020820日投稿記事より

米民主党のバイデン前副大統領は8月18日(火)夜に開催された民主党全国大会で、民主党大統領候補に正式に指名されました。

米政治専門サイトのリアル・クリア・ポリティクスの世論調査によると、バイデン候補はトランプ大統領を7.6ポイント上回る支持率を集めており、主要な激戦州でもトランプ大統領を大きく上回る選挙人を獲得しています。

バイデン候補が大統領選で勝利すると仮定した場合に注目するべき3銘柄をご紹介します。

1. ブルックフィールド・リニューアブル・パートナーズP.

バイデン候補は化石燃料からクリーンな再生可能エネルギーへの移行を優先事項に掲げており、今後15年内に国内カーボン・フットプリント(温室効果ガスのCO2換算量)の50%削減に貢献する企業を対象にインセンティブを導入する計画です。

バイデン候補が大統領に選ばれるとすれば、ブルックフィールド・リニューアブル(NYSE:BEP)(NYSE:BEPC)は大きな恩恵を受ける見込みです。

同社は世界各地で水力・風力・太陽光発電所やエネルギー貯蔵施設の所有・運営を手掛けています。

現在の発電能力の約半分が北米に所在しており、1万8,000メガワット相当のプロジェクトが開発パイプラインに組み込まれています。

バイデン候補が大統領になれば、同社は拡大計画の達成はさらに容易になる可能性があります。

そうなれば、平均年間リターンは12%~15%の目標を突破して、継続的な配当引き上げも可能になるかもしれません。現時点の配当利回りはほぼ4%です。

2. グリーン・サム・インダストリーズ

バイデン候補は連邦法の下での嗜好用大麻の完全合法化を支持していませんが、バイデン候補が大統領になれば米国の大麻企業は大喜びするでしょう。

一つにはバイデン候補とバーニー・サンダーズ上院議員が立ち上げた統一作業部会が連邦法の下での医療用大麻の合法化の支持を表明したからです。

より重要な点として、作業部会は嗜好用大麻栽培の合法化について州が独自の判断を下す権利を認めるため連邦法を変更するよう提言しました。

バイデン政権がこうした政策を採用すると想定すると、グリーン・サム・インダストリーズ(OTC:GTBI.F)は当然恩恵を受けるでしょう。

同社は米国で13の製造施設を運営し、12州で48店の大麻小売店舗を運営しています。

同社は96の小売拠点の営業許可を得ていることから、小売店舗は引き続き急速に増加する見込みです。

医療用大麻が連邦レベルで合法化されると、事業の拡大ペースも大幅に加速する可能性があります。

同社の時価総額は約32億ドルと、カナダのトップ大麻メーカーのカノピー・グロースの半分程度ですが、グリーン・サムの直近四半期の売上高はカノピーを40%上回っています。

このバリュエーション格差は、現時点で大麻が米国連邦法に基づくと非合法であるのに対して、カナダでは完全に合法であるためです。

しかし、バイデン政権下ではグリーン・サムの株価上昇に向けた道が開かれる可能性があります。

3. テラドック・ヘルス

バイデン候補は連邦政府が農村部でメンタルヘルスと特殊医療を中心に遠隔医療の利用を支援することを望んでいます。

また、新型コロナウイルスの世界的流行と戦う上で遠隔医療がカギを握るとみなしています。

いずれもテラドック・ヘルス(NYSE:TDOC)にとっては好材料となる可能性があります。

同社は遠隔医療のグローバルリーダーとして、175カ国でバーチャル医療サービスを提供しています。

対象とする医療分野は行動医療を中心としていますが、下位専門分野は450を上回ります。

今年初めに実施したインタッチ・ヘルス買収によって、同社は病院と家庭間の遠隔医療のリーダー企業となっています。

新型コロナウイルスの世界的流行を背景に、遠隔医療サービスの利用が急増しているだけでなく、同社が買収を計画している急成長中のリボンゴ・ヘルスが提供する慢性病管理プラットフォームの利用も増加しています。

バイデン候補の政策はバーチャル医療の採用増加に拍車を掛け、テラドック・ヘルスはさらに大きな成功を収める可能性があります。

【米国株動向】バイデン氏の大統領選勝利で有望と考えられる2セクター

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コロナ禍で消費者が一斉にレストランや航空機の利用を敬遠した一方、在宅需要という大きな恩恵を享受し、新産業として伸びた分野もあります。過去1年で既に株価は大幅に上昇してしまいましたが、在宅関連銘柄としても、長期的な成長株としても注目できる3銘柄を取り上げます。

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免責事項と開示事項 記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資家に対する投資アドバイスではありません。元記事の筆者Keith Speightsは、ブルックフィールド・リニューアブル株、リボンゴ・ヘルス株、テラドック・ヘルス株を保有しています。モトリーフール米国本社は、グリーン・サム・インダストリーズ株、リボンゴ・ヘルス株、テラドック・ヘルス株を保有し、推奨しています。

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