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長期的な成長が期待できる3つの米国株式を紹介

モトリーフール米国本社、2019年1月20日投稿記事より

マイクロソフト(ティッカー:MSFT)、マスターカード(ティッカー:MA)、アリババ(ティッカー:BABA)はまったく異なる事業ですが、共通する点が一つあります。

それは、投資家の長期保有に対して報いることができるということです。

以下、これらの株式について見ていきたいと思います。

マイクロソフト:大きなチャンスを持つ大企業

いまや、すべての机の上にパソコンをおく時代ではありません。

むしろ、個人や企業がデータをより迅速かつより包括的に分析することができるテクノロジーが重要になっています。

そして、各種データが様々な機器の間で共有されるようになっています。

したがって、クラウドコンピューティング、人工知能、エンターテインメントなどへの投資が必要になります。

投資家はすでに、これらの分野へのマイクロソフトの投資効果に気づき始めています。

2018年度に、マイクロソフトは1,104億ドルの売上高と351億ドルの営業利益を生み出し、配当と自社株買いを通じて投資家に215億ドルを還元しました。

また、その商用クラウドの売上高は230億ドルを超えました。

そして、高性能クラウドであるAzureの売上はほぼ2倍になりました。

また、ゲーム部門の売上高は、同社史上初めて100億ドルを超えました。

その勢いは減速していません。

2019年度第1四半期の売上高は前年同期比19%増の291億ドル、営業利益は29%増の100億ドル、1株当たり利益は36%増の1.14ドルでした。

マイクロソフトの規模を考えると、これは驚くべき成長率です。同社は、このように、あらゆる機会に適応できる企業だということを証明しました。

マスターカード:現金はなくなるだろうか?

多国籍セキュリティサービス会社G4Sによって発行された「2018年グローバルキャッシュレポート」によると、世界中の取引の大多数は現金によって行われています。

これは特に、銀行業務や技術基盤が未発展な地域に当てはまります。

印刷されたお金は古い技術ですが、経済が発展するにつれて、現金の使用は増加していきます。

電子決済の形態も急速に増加しています。

何千年もの間、通貨が流通してきたことを考えると、電子決済は比較的新しい概念といえます。

電子決済処理の分野で世界的なリーダーである、マスターカードについて考えてみます。

同社は、お金を貸すのではなく、取引を円滑にすることで利益を得ています。

その企業価値は1,900億ドルです。そして、2018年の第3四半期までの営業利益率は54.3%と驚異的です。

電子決済は多くの国で始まったばかりで、今後十分な成長が見られます。

同社の2018年第3四半期の売上高は前年同期比で15%、1株当たり利益は前年同期比で36%増加しました。

同社のビジネスモデルは、マスターカードの名前が付いたカードがきられる(またはオンラインで取引される)ごとに利益を稼ぎだせるという単純なものです。

しかし、そのビジネスモデルは、世界的な景気後退の際には減速する可能性があります。

同社の成長は取引量の増加に左右され、景気低迷の間には取引量が減少するからです。

世界的な景気減速が始まっていると考えている一部の投資家は、同社株式を売却するかもしれません。

しかし、デジタル革命は始まったばかりであり、世界経済は、今後数十年にわたって発展し続けるはずです。

したがって、マスターカードは長期的な伸びしろを保持しているという見方も根強いです。

マスターカードとビザ、どちらがお得?

アリババ:短期リスクはあるが、長期的な伸びしろあり

最近のアリババの株価は、期待を裏切るものでした。

中国のマクロ経済減速懸念が、ウォール街を席巻したため、昨年の同社株価は19%も下落しました。

しかし、長期的な投資家は、この下落に不安を感じてないかもしれません。

むしろこの数年で最も安い株価に近づいているので、中国の人口動態を根拠に、この成長株を検討する長期投資家もいるでしょう。

ブルッキングス研究所は、2020年までに中流階級の消費において、中国が米国を上回ると予測しています。

中国の中流階級が成長しているため、中国においては消費とインターネット使用が増加しています。

そして、アリババは、電子商取引サイトと急速に成長しているクラウドコンピューティング部門の最前線にいます。

確かに、アリババにリスクはあります。

まず、マクロ経済的な懸念に加えて、同社はJD.comとの電子商取引競争の激化に直面しています。

さらに、すべての中国企業は共産主義政府による規制の対象となっています。

注目すべき世界の7大電子商取引(Eコマース)企業について解説

まとめ

以上長期的な伸びしろのある米国株式を3つ紹介しました。

いずれも私たちの生活に密着した商品・サービスを展開している企業ですので、この機会に投資を検討してみてはいかがでしょうか?


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