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退職の備えにとってETFが最適な4つの理由

出典:Getty Images

モトリーフール米国本社、2020810日投稿記事より

退職に備えた投資の秘訣は上場投資信託(ETF)に投資することです。

ETFを購入すると、ミューチュアルファンドと同様に資産ポートフォリオ全体の銘柄を購入することになります。

ただし、ミューチュアルファンドとは異なり、ETFは証券取引所で取引され、市場価格は日中を通じて変動します。

当レポートでは退職ポートフォリオにとってETFが最適な理由について取り上げます。

1. 投資分散効果

ETFは様々な資産を組み込んでいるため、当然のことながら分散化されています。

退職に備えた投資を成功させる上で分散化は決定的に重要です。

仮に単一銘柄のみに投資すると、投資先企業の株価が変動するたびにポートフォリオ残高は変化し、その企業が経営難に陥ったり倒産したりすれば、退職に備えた蓄えが失われることになります。

ポートフォリオには少なくとも20のポジションを組み入れて分散化を図る必要があるのは、このためです(20社のうち1社が倒産して株式の価値がなくなっても、ポートフォリオは5%の損失で済みます)。

ETFに投資することで、分散化の度合いは簡単に達成できます。

例えばバンガードS&P 500 ETF(NYSE:VOO)は大型株500銘柄を組み込んでいます。

ただし、大半のETFは単一資産クラス内で分散化されているため、分散化の一端を担っているにすぎません。

バンガードS&P 500 ETFに組み入れられているのは全て大型株です。

このため、完全な分散化のためには債券など他の資産に対するエクスポージャーを持つ必要がありますが、複数のETFを組み合わせることでこれが可能になります。

例えば、iシェアーズ・コア米国総合債券市場ETF(NYSE:AGG)は8,200銘柄超の米国投資適格債に対するエクスポージャーを提供しています。

2. 楽に運用

バランスの取れたポートフォリオを構築するには一握りのETFで事足ります。

上記のVOOとAGGを組み合わせると、米国株式と米国債券に対する広範なエクスポージャーを確保できます。

そして、iシェアーズ・コアMSCIトータル・インターナショナル・ストックETF(IXUS)または類似のファンドを追加すると海外株式を組み入れることができます。

このアプローチをさらに進めることもできます。

中小型株ETF、セクターETF、金EFT、不動産ETFなど、いかなる種類のエクスポージャーを必要としていようとも、ETFでそれを見つけることが可能です。

仮に4つのETFから理想的な退職ポートフォリオを構築し、目標とする資産配分を米国株式40%、海外株式30%、米国債券20%、海外債券10%に設定します。

時間の経過に伴いこれらのファンドは異なる伸びを示すため、目標とする資産配分に戻すためには調整が必要です。

4つのETFを運用している場合、何百という個別ポジションを保有している場合に比べてリバランスのプロセスは格段に簡単です。

3. 低い手数料

ファンドの手数料は経費率で表わされます。

経費率はリターンに影響を与えるため重要です。

経費率は0.01%から2%強の範囲に及んでいますが、大半のETFはこのレンジの下方にあり、VOOは0.03%、AGGは0.04%です。

ETFの経費率が低いのは専任ファンドマネジャーを必要とせず市場並みのリターンを受け入れるパッシブ運用だからです(市場を上回る運用も行わない代わりに、経費率が低いのです)。

4. インデックスETFは市場に連動

インデクスETFは対象指数のパフォーマンスに連動するように構築されています。

ほぼ市場並みのリターンを達成することは投資家にとって素晴らしいことです。

短期的な市場のボラティリティは常に長期的な成長に取って代わられると考えるのであれば(そう考えるべきです)、インデックスETFは長期的な成長から利益を得る確実な方法です。

ストレスの少ない投資

ETFは分散化に対する簡単でコスト効率の良いアクセスと、ほぼ市場並みのリターンを提供します。

毎月少額の資金を拠出して長期的に退職貯蓄を増やすにはETFがあれば十分なのです。

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免責事項と開示事項 記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資家に対する投資アドバイスではありません。元記事の筆者Catherine Brockは、記事で言及されている株式を保有していません。モトリーフール米国本社は、S&P 500 ETF株を保有しています。

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