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投資は情報通が成功するとは限らない理由。情報に振り回されない為には

現在はWebやSNS、YouTubeなどで投資に関する情報に誰でも気軽にアクセスできるようになりました。

ネット証券のツールを使えば、目まぐるしくニュースのヘッドラインが流れてきます。

投資に関する情報やテクニックもあふれており、投資をはじめると目の前の情報に圧倒されてしまう方もいるのではないでしょうか。

確かに投資に関する情報はあふれる時代になりましたが、それで投資で成功できるとは限りません。

むしろ情報に鈍感な方がうまくいくケースすらあります。

FOMO(Fear of missing out)と呼ばれる情報を見逃したり、取り残されたりする不安は現代の病です。

投資をはじめると、ついつい情報を追いかけてしまいがちですが、振り回されすぎてはいけません。

投資の世界でFOMOに陥らないコツをご紹介します。

ニュースに振り回されすぎないで成功する人もいる

ウォーレン・バフェットはかつてこのようなコメントを残しています。

「ウォール街は唯一、ロールスロイスで送り迎えされる人が地下鉄で通勤する人からアドバイスをもらうところである。」

これは市場のニュースが飛び交うウォール街に対する皮肉です。

バフェットはネブラスカ州オマハの田舎町で暮らしています。

アメリカの田舎町ではウォール街のように目まぐるしく金融に関する情報は飛び交ってはいません。

しかし、バフェットは田舎町にいながらバリュー投資家として大成功をおさめています。

情報に右往左往していた人が気づけば振り回されて退場していたのに対して、情報に鈍感な人や必要な情報だけを絞って投資をしていた人の方がうまくいくケースは少なくありません。

ネットが普及し世界中の情報にアクセスできる現代でも、投資で短期間のうちに大金持ちになった人が周りに沢山いるという人は稀なのではないでしょうか。

ニュースがどれほど株価に影響を与えるかは予測が難しい

現代社会では、家にいながらにして米国の失業率や金利、NYダウやS&P500などのインデックス、世界中の紛争や自然災害の情報など、あらゆるニュースや情報がパソコンとスマホに流れてきます。

しかし、これらの情報がそれぞれ、どの程度株価に影響を与えるのかは蓋を開けてみなければ分かりません。

悪いニュースが流れたから急いで株を売ったら「悪材料が出尽くしで上昇」、良いニュースが流れて株を買ってみたら「相場は知ったら終い」と株価が下がってしまうなど、ニュースを追っても予想に反した動きをすることも市場では珍しくありません。

そのニュースがどれほど株価に影響を与えるのかも、どのように影響を与えるのかも予測するのはとても難しいのです。

そんなニュースを延々に追い続けても疲れてしまったり、本当に大切な情報を見逃してしまったり、良いことはありません。

もちろん知識として先行指標や金利がどのような影響を与えるのかを知ること自体は良いのですが、振り回されすぎては本末転倒ではないでしょうか。

企業の業績を左右する大きなニュース以外はノイズ

たくさんのニュースの中で重要視するべきものと、聞き流す程度で十分なものがあります。

投資のアプローチによって大切な情報、必要な情報は変わるかもしれません。

個別株投資の場合、外せない情報は決算発表です。

特に米国株は市場のコンセンサスと決算発表のズレで大きく株価が上がったり下がったりします。

また企業が新しいステージに移行するニュースも重要です。

例えば、ソフトウェアのAdobeが買い切り型のソフトウェア販売からサブスクリプションモデルにビジネスを変えてしまうようなニュースは、企業そのものの収益構造を変えてしまう大きなインパクトがありました。

しかし、個別株のニュースを見るときは、業績やビジネスモデルを根本から変えてしまいそうな大きなニュース以外は、ノイズになりがちです。

個別株のニュースを見るときは、業績に大きなインパクトを与えるかどうかという基準で振り分けていくのがおすすめです。

情報を沢山、探すのではなく投資に応じて重要な情報を絞る

流れてくる全ての情報を受け取り続けるのは大変です。

そこで自分の投資アプローチに応じて必要な情報をあらかじめ絞って、ここだけは見逃さないようにしようと決めておくのがおすすめです。

例えば、成長株投資なら決算発表の日付、新高値をつけた日、市場全体の動向や金利などが重要なニュースになるでしょう。

バリュー投資ならPERやPBRなどの指標、財務分析の方が重要で、日々のニュースはそれほど気にしなくても良いかもしれません。

インデックスの積立なら、もしかしたらニュース自体見なくても問題なく、むしろニュースを見ない方が精神衛生上良いケースもありそうです。

仕事や生活など投資にばかり時間をかけられない人が殆どではないでしょうか。

趣味で市場のニュースを追いかけるのが好きなら良いのですが、そうでない人が日々、流れてくるニュースを確認するのはとても大変です。

コンプライアンス違反には注意

市場によってはコンプライアンスの違反で株取引自体が停止してしまうこともあります。

例えば香港株では、有名な銘柄もある日突然コンプライアンス違反で株取引自体ができなくなるケースも珍しくありませんでした。

基本的に個別銘柄では良いニュースの場合、特に投資家は何もする必要はありません。

せいぜい、買い増しを考えるかどうかというところでしょう。

しかし、法令に違反するような場合は売りを検討した方が無難なケースも多いため、自分の持ち銘柄のコンプライアンスには目を光らせた方が良いのではないでしょうか。

ルールを決めておけば悩まなくても済む

株投資をする際に無限に情報を追いかけるのはとても大変です。

そのため、情報収集にルールを決めておくことをおすすめします。

例えば、決算に関係のない情報は流し読みに留める、市場全体の動向を見るときは金利と失業率に絞るなど、情報やニュースを受け取る際には自分なりの基準を決めて取捨選択していくことが大切です。

場合によっては投資メディアを平日には見ずに休日にまとめてみるなど、情報との付き合い方や距離感を変えてみるだけでニュースに振り回されにくくなります。

また、ニュースに右往左往しないでも問題がない優良銘柄の長期投資や、インデックスの積立投資をするのもおすすめです。

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