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【米国株動向】レジェンド投資家バフェット氏が注目しそうな3銘柄

モトリーフール米国本社、2020719日投稿記事より

投資会社バークシャー・ハサウェイ(NYSE:BRK.A)(NYSE:BRK.B)を率いるウォーレン・バフェット氏は、その銘柄選択眼で知られます。

同氏の投資手法には一般の投資家には真似できないものもある一方で、巨万の富を築いた成功の背景にあるのは、ブランド力のある小売、非常に高い利益率など、カギとなる属性に注目するやり方です。

ここでは、バフェット氏が注目しそうな3銘柄を見ていきます。

TJXカンパニーズ

バフェット氏は、自身のキャリアの初期には過小評価された銘柄の開拓に注力しました。

しかしその後の同氏の成功に貢献したのはむしろ、アメリカン・エクスプレスやコカ・コーラなど、市場でも知名度の高い銘柄への投資、特にそうした優良銘柄が投資家から注目されていないタイミングを狙うことでした。

ディスカウント小売のTJXカンパニーズ(NYSE:TJX)も現在その状況にあると言えます。

5月の同社発表によれば、パンデミック下で最も厳格な規制が敷かれていた時期の売上は50%下落しました。

今年上半期で株価は14%下落しています(市場全体の下落幅は2%)。

同社は「T.J. Maxx」「Marshall’s」「Home Goods」の店舗ブランドを展開しています。

今後の数四半期においては、市場シェアを継続的に獲得する同社の以前の成長基調に戻ることも十分あり得ます。

インテリア用品など住まいに関連する消費は一段と伸びる可能性があります。

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ニューヨーク・タイムズ

バフェット氏がこの10年間抱えている投資に関する最大の弱点は、バークシャーのポートフォリオが大きくなりすぎたことで、革新的な企業を開拓し、大きな投資リターンを達成しても全体への影響が軽微に留まるという点です。

例えは200億ドルの投資が2倍に増えても、アップルや他の大企業のポジションに比べれば取るに足りないレベルです。

しかし殆どの個人投資家にはそうしたハードルはないため、長期的な成長が見込めるより小規模な企業に注目するのは効果的です。

時価総額80億ドル未満のニューヨーク・タイムズ(NYSE:NYT)がその一例です。

年初から6月まで株価は31%上昇しています。

同社が魅力的なニュースコンテンツを提供し、利益の多くを広告料に依存せずに済む体制を築けば、さらなる上昇も期待できます。

パンデミックの初期段階では、この戦略がうまく機能することが示されました。

同社の様々なデジタル媒体を合わせた購読者数は400万人を超えており、第1四半期の広告収入が15%減少したものの、売上は大きな打撃を受けずに済みました。

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ホーム・デポ

バフェット氏は投資対象である企業の評価に様々な財務指標を採用しています。

中でも投下資本利益率(ROIC)が魅力的な水準にあることは、同氏が大規模な買収を検討する際に大事にしている3つの尺度の1つです。

ちなみに他の2つは、経営陣が誠実であることと、買取価格が魅力的であることです。

ホームセンター市場で米国最大のホーム・デポ(NYSE:HD)はそうした質の高い資本配分を示す企業です。

資本効率は同業2位のロウズ(NYSE:LOW)を常に上回っています。

さらに2009年以降は勢いを増し、ROICはロウズの22%に対し40%近くとなっており、株式市場全体でもトップクラスです。

株価のバリュエーションは、株価収益率(PER)25倍、株価売上高倍率(PSR)2.5倍と割安とは言えず(いずれの数値も執筆時点)、バフェット氏が注目するほどではありません。

しかし、バフェット氏の運用スタイルを好む投資家であれば、他の2銘柄とともに少なくとも少額の投資をしておくか、または今後市場が再度急落した場合に備えて買いの候補リストに加えておくのも一案でしょう。

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このレポートでは、パンデミック時に生じる需要増の恩恵を受けるだけでなく、長期的な成長性のある優良株に注目してみます。

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免責事項と開示事項 記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資家に対する投資アドバイスではありません。元記事の筆者Demitrios Kalogeropoulosは、バークシャー・ハサウェイ(B株)、アップル株、ホーム・デポ株を保有しています。モトリーフール米国本社は、バークシャー・ハサウェイ(B株)、アップル株、ホーム・デポ株を保有し、推奨しています。モトリーフール米国本社は、ロウズ株、ニューヨークタイムズ株、TJXカンパニーズ株を推奨しています。モトリーフール米国本社は、以下のオプションを推奨しています(バークシャー・ハサウェイ(B株)の2021年1月の200ドルのロング・コール、バークシャー・ハサウェイ(B株)の2021年1月の200ドルのショート・プット、バークシャー・ハサウェイ(B株)の2020年9月の200ドルのショート・コール、ホーム・デポ株の2021年1月の120ドルのロング・コール、ホーム・デポ株の2021年1月の210ドルのショート・コール)。
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