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【米国株動向】コロナ第2波に備える2銘柄

モトリーフール米国本社、2020719日投稿記事より

ロイター通信の調査では、7月18日時点で世界全体の新型コロナウイルスの感染者数は1,400万人以上、死者は約60万人に上ります。

しかし、世界保健機構(WHO)の指導部の最新の警告によると、状況は悪化する恐れがあります。

例えば、米国では感染者数が再び急増しており、東欧でも同様の傾向が見られます。

株価が一段と下落する可能性を排除すべきではありません。

その場合、投資家は画像処理半導体(GPU)大手エヌビディア(NASDAQ:NVDA)とモバイルゲーム大手グル・モバイル(NASDAQ:GLUU)に注目すべきでしょう。

両社は、全世界で一般的となったロックダウン措置による恩恵を受け、先行き不透明な中で好調なパフォーマンスを挙げています。

1. エヌビディア

新型コロナウイルスは、2020年のエヌビディアの勢いを削ぐことはありませんでした。

それどころか、第1四半期(4月26日末日)の決算によれば、現在の不確実な情勢下で同社製のグラフィックカードの需要は増加した可能性があります。

同四半期の売上は前年同期比39%増、調整後純利益は同106%増となりました。

エヌビディアの素晴らしい業績は、ビデオゲーム事業とデータセンター事業の成長によるものです。

後者の売上は80%増の11億4,000万ドルに上り、売上全体の37%を占めます。

決算説明会において、同社は四半期を通じてデータセンター事業の需要が堅調だったと述べました。

データセンター向けGPUの「A100」は、エヌビディアの最新アーキテクチャーである「アンペア」に基づいています。

同社によれば、以前の製品よりもパフォーマンスが約20倍速くなっているとのことです。

コレット・クレス最高財務責任者(CFO)は、アマゾン・ウェブ・サービスやマイクロソフト・アジュールなど、世界をリードするクラウドサービスプロバイダーやシステムビルダーがA100を導入する予定だと述べています。

このことは、エヌビディアのデータセンター事業の勢いが当面は消えないことを示しています。

同じことは前四半期の売上の44%を占めるゲーム事業にも言えます。

同事業の売上は前年同期比27%増でしたが、新世代のグラフィックカードを発売予定であるため、売上の伸びは短期的に加速する見込みです。

パンデミックの間、人々は娯楽を求めてビデオゲームのハードウェアへの支出を増やしています。

さらに、ゲーム開発会社が現実世界に近い体験の提供を目指しているため、次世代のビデオゲームはグラフィックに一段と力を入れると予想されます。

これはエヌビディアにとって、最新世代のグラフィックカードを供給するのに理想的な状況です。

なぜなら、同社の顧客のほとんどは、最新の作品を稼働できない可能性がある旧来のハードウェアを利用しているためです。

エヌビディアの売上全体の80%が上記2つの中核的な事業部門によるもので、両部門が新型コロナウイルスに直面しても底堅い業績を挙げていることを踏まえると、たとえ感染拡大によって厳格なロックダウンやソーシャルディスタンシングが実施されたとしても、同社はアウトパフォームが可能な態勢にあります。

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2. グル・モバイル

エヌビディアのグラフィックカードが、熱心なファンや懐に余裕があるプレイヤー向けの製品である一方、グル・モバイルはより安価な娯楽を消費者に提供しています。

消費者は、専用のハードウェアを買うことなく、同社のゲームをモバイル機器にダウンロードして遊ぶことができます。

パンデミックの間、モバイルゲームの需要は劇的に増加しました。

第三者の推定によれば、2020年のモバイルゲームの売上は昨年の580億ドルから67%増の970億ドルとなる見込みです。

グルはこの急速な成長による恩恵を受けています。

同社は今年、自社のゲームの実績が予想を上回っていることから、通期の売上予想を2回引き上げています。

同社はこの勢いを生かして3月末に「ディズニー ソーサラー・アリーナ」をリリースしており、同作は既に堅実な収益を挙げています。

同社は他にも、今後数カ月以内にリリース予定の2作品に取り組んでおり、2021年にリリース予定の作品も準備しています。

モバイルゲーム業界の熱は当面冷めないとみられるため、今後の作品も同社の成長を支える見込みです。

グルの売上は営業費用よりも速いペースで増加しており、同社の利益が今後増加しても驚きはありません。

同社が事業を展開するゲーム業界は、今のところウイルスの悪影響を受けていないようです。

【米国株動向】投資額倍増も夢ではない注目のハイテク3銘柄

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免責事項と開示事項 記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資家に対する投資アドバイスではありません。アマゾンの子会社ホールフーズ・マーケットのCEOであるJohn Mackeyは、モトリーフール米国本社の取締役会メンバーです。アルファベットのエグゼクティブであるSuzanne Freyは、モトリーフール社の取締役会メンバーです。マイクロソフトの子会社LinkedInの従業員であるTeresa Kerstenは、モトリーフール米国本社の取締役会メンバーです。元記事の筆者Harsh Chauhanは、記事で言及されている株式を保有していません。モトリーフール米国本社は、アリババ・グループ・ホールディングス株、アルファベット(A株)、アルファベット(C株)、アマゾン株、バイドゥ株、マイクロソフト株、NVIDIA株を保有し、推奨しています。モトリーフール米国本社は、以下のオプションを推奨しています(マイクロソフト株の2021年1月の85ドルのロング・コール、マイクロソフト株の2021年1月の115ドルのロング・コール、アマゾン株の2022年1月の1940ドルのショート・コール、アマゾン株の2022年1月の1920ドルのロング・コール)。
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