The Motley Fool

【米国株動向】注目すべきバフェット関連2銘柄

出典:Motley Fool

モトリーフール米国本社、2020712日投稿記事より 

レジェンド投資家として、通算成績では市場平均をはるかに上回るリターンを上げてきたウォーレン・バフェット氏ですが、今年のリターンでは市場平均を下回っています。

その資産の大部分を占めるバークシャー・ハサウェイ(NYSE:BRK.A)(NYSE:BRK.B)の株価も、今年はS&P500指数を大きくアンダーパフォームしています。

基本的に勝者であり続けてきた同氏が市場平均に届かないリターンに甘んじるのは、珍しいことです。

そんな同氏ですが、自ら率いるバークシャーのポートフォリオには、S&P500指数に決して勝つことができない2銘柄を、勝てないと承知の上で保有しています。

その2銘柄を紹介するとともに、注目すべき理由を説明します。

市場平均に勝てない理由

その2銘柄はいずれも上場投資信託(ETF)で、一つはSPDR S&P500 ETFトラスト(NYSEMKT:SPY)、もう一つはバンガード・インデックス・ファンドS&P500 ETF(NYSEMKT:VOO)です。

いずれもS&P500指数を長期的にアウトパフォームすることが絶対にできないのは、あたりまえですが、リターンがS&P500指数に連動するように組成されたETFだからです。

バフェット氏が選好する(そして投資家が注目すべき)理由

同氏は長年にわたり低コストインデックスファンドを選好し、その魅力を訴え続けてきました。

遺言書には、家族への遺産の90%を低コストのS&P500指数連動ファンド、残り10%を短期政府証券で運用するようにと指示しているほどです。

また、同じくレジェンド投資家であるジャック・ボーグル氏に、かつてこう言っています。

「低コストインデックスファンドは、ほとんどの投資家にとって最も合理的な株式投資商品であり、一定期間投資しておけば、株について何も知らない投資家でさえ大半の投資プロに勝つことができます。」

2007年に、バフェット氏はヘッジファンドマネジャーのテッド・サイデス氏と100万ドルの賭けをしました。

10年間のリターンで、S&P500指数連動ファンドが5本以上のヘッジファンドで構成されたバスケットを上回るかどうかが賭けの対象でした。

2018年に結果が出て、S&P500指数連動ファンドの年平均リターンが7.1%だった一方、サイデス氏のヘッジファンドバスケットは2.2%にとどまり、バフェット氏が圧勝しました。(同氏は賭けで得た全額を慈善団体に寄付しています。)

多くの投資家にとってSPYとVOOの両ETFが長期的に見て賢明な投資先となり得るのは、S&P500指数をオーバーパフォームすることはなくても、アンダーパフォームすることもないためです。

注意点

ただし、バフェット氏は低コストインデックスETFを推してはいるものの、バークシャーのポートフォリオで上記のETF 2銘柄が占める割合は、ごくわずかです。

同氏がS&P 500指数や市場全般を大きく上回るパフォーマンスを上げてきたのは、主に成長性の大きい個別銘柄の選択によるものであり、その代表例がアップルとマスターカードです。

もちろん、この方法でリターンを上げるには、正しい銘柄を選択する必要があります。

その自信がないなら、低コストインデックスファンドは十分検討に値するかもしれません。

勝つための秘けつは、とにかく負けないこと、とも言えるのです。

フリーレポート配信

コロナ禍で消費者が一斉にレストランや航空機の利用を敬遠した一方、在宅需要という大きな恩恵を享受し、新産業として伸びた分野もあります。過去1年で既に株価は大幅に上昇してしまいましたが、在宅関連銘柄としても、長期的な成長株としても注目できる3銘柄を取り上げます。

在宅需要で新たな産業が勃興する中、注目のコンスーマー関連3銘柄」はこちらからご覧ください。(メールアドレスの登録が必要です)

また、ツイッターやフェイスブックで最新情報を配信しております。

公式ツイッターアカウント公式フェイスブックアカウントをフォローする。

また、公式LINEアカウントの方では、投資初心者向けの情報を発信しています。
友だち追加

免責事項と開示事項 記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資家に対する投資アドバイスではありません。元記事の筆者Keith Speightsは、アップル株、マスターカード株、バークシャー・ハサウェイ(B株)、SPDR S&P 500株、バンガードS&P 500 ETF株を保有しています。モトリーフール米国本社は、アップル株、マスターカード株、バークシャー・ハサウェイ(B株)、ドミニオン・エナジー株を保有し、推奨しています。モトリーフール米国本社は、バンガードS&P 500 ETF株を推奨しています。モトリーフール米国本社は、バークシャー・ハサウェイ(B株)のオプションを保有しています(2021年1月の200ドルのロング・コール、2021年1月の200ドルのショート・プット、2020年9月の200ドルのショート・コール)。
最新記事