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【米国株動向】バフェットが次に買うかもしれない2銘柄

モトリーフール米国本社、2020年7月13日投稿記事より

およそ4年半の沈黙を破り、バークシャー・ハサウェイ(NYSE:BRK.A)(NYSE:BRK.B)のCEOであるウォーレン・バフェットは、最近買収を開始しました。

バークシャー・ハサウェイは、第1四半期末現在、過去最高の1,370億ドルの現金および現金同等物を保有しています。

バフェットは、ドミニオン・エナジー(NYSE:D)から天然ガスの送電線および貯蔵資産を取得するために97億ドルを支払いました。

今回の取引では、7,700マイルにわたるパイプラインを40億ドルで買収しましたが、それには約57億ドルの債務が含まれています。

バフェットにとって、このような取引は非常に理にかなっています。

これにより、州を跨ぐ天然ガス輸送におけるバークシャー・ハサウェイ・エナジーの市場シェアは8%から18%に上昇します。

これにより、バフェットはパイプラインからキャッシュフローを得ることができます。

そして、ドミニオンは発電事業に集中することができます。

問題は、ドミニオン・エナジーとの契約が公開されたことで「次にどの企業がバフェットの買収対象になるのか?」ということです。

私は、次の2つの株がバフェットの買収対象になりうると思います。

DTEエナジー

ウォーレン・バフェットがキャッシュフローを生み出す会社を好むのは有名です。

そのため、公益企業の株式は、バークシャー・ハサウェイの次の購入候補とみられることがよくあります。

私は以前、再生可能エネルギーの巨大企業であるネクステラ・エナジーに注目していました。

しかし、現時点ではバークシャー・ハサウェイは、ネクステラの株価を割高だと判断しているようです。

そのため、ミシガン州の電力会社であるDTEエナジー(NYSE:DTE)こそがバフェットの買収候補ではないかと考えています。

まず、バフェットは配当が大好きです。 DTEエナジーの経営陣は継続的に株主に配当を支払ってきました。

2008年から2019年までの年間平均利益成長率は7.3%、2009年から2020年までの平均年間配当成長率は6.1%です。

2024年までのEPSの成長予想は5%から7%です。

配当のペイアウト率は7%増加するものと思われます。

バフェットは、DTEエナジーの多様性も気に入ると思います。

2020年のDTEの営業利益の半分以上は予測可能な電気事業から発生します。

また、同社はガス事業と同様にガスパイプラインから利益を生み出しています。

そして、2024年までに年間1億3,000万ドルの営業利益の中点を推進するために、再生可能な天然ガスの利用をめざしています。

同時に、DTEエナジーは石炭への依存度を減らしています。

しかし、最も重要なのは、DTEの電気およびガスの公益事業が政府に規制されていることです。

これにより、会社は自由に料金を引き上げることができません。

しかし、卸売価格の変動の可能性にさらされることもなくなります。

バフェットがDTEエナジーの購入により得られるのは、予測可能な売上、キャッシュフロー、利益です。また、天然ガスと再生可能エネルギーには、さらなる成長の機会があります。

DTEエナジーが年初から17%下落していることを考えると、バフェットが購入を検討するのに最適な公益企業株のように思われます。

マコーミック

これまでのバフェットの最悪の投資の1つはクラフトハインツ(NASDAQ:KHC)への26.7%の出資です。

バフェットは、消費者向け商品の分野において圧倒的なブランドを買収していると想定していました。

しかし、オーガニックを強みとした小規模なプレーヤーがクラフトハインツのコアブランドの多くを混乱させています。

マコーミックを買収すると、消費者向け商品の分野においてバークシャーの運命が変わる可能性があります。

マコーミックには、レッドホット、フレンチ、ローリーなどのブランドに加え、マコーミックの名を冠した製品などが主導するトップクラスのスパイスと調味料のラインナップが存在します。

マコーミックは、同社の強力なブランドの認知度により、オーガニック部門で成長してきている競合他社をしのいでいます。

また、同社は成長の可能性を高めるために買収にも力を入れています。

たとえば、2017年にマコーミックは、ローリーとスタッブのBar-B-Qソースを買収しました。

DTEエナジーと同様に、マコーミックも配当を支払います。

同社は、8年連続で過去最高の営業キャッシュフローを生み出し、1925年以降、連続して配当を支払っています。

そして、2019年11月に34年連続で配当金の増加を発表しました。

これにより、マコーミックは「配当貴族」として知られる数十のエリート配当支払企業の1つとなりました。

スパイスと調味料ビジネスの最も良い点は、比較的予測可能であることです。

食品ニーズは、通常、数か月前にその兆候が表れます。スパイスおよび調味料の需要は、食品ニーズと一致しています。

実際、新型コロナウイルスのパンデミックにより、自宅で食事を調理する人々が増えました。

これは、同社にとってプラスになると思われます。

マコーミックは、バフェットの好みとほとんど一致しています。

バークシャー・ハサウェイの方針は「そこそこの価格で素晴らしい会社を購入する」というものです。

但し、マコーミックは、その優れた経営能力によりPER32倍で取引されています。

これは、バフェットにとっては割高だと思われます。

【米国株動向】配当株としてマコーミックを注目

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免責事項と開示事項 記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資家に対する投資アドバイスではありません。元記事の筆者Sean Williamsは、記事で言及されている株式を保有していません。モトリーフール米国本社は、バークシャー・ハサウェイ(B株)を保有し、推奨しています。モトリーフール米国本社は、ドミニオン・エナジー株、マコーミック株、ネクステラ・エナジー株を推奨しています。モトリーフール米国本社は、バークシャー・ハサウェイ(B株)のオプションを保有しています(2021年1月の200ドルのロング・コール、2021年1月の200ドルのショート・プット、2020年6月の205ドルのショート・コール)。
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