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太陽光発電・蓄電池関連で注目すべき2つの米国株式

モトリーフール米国本社、2019年1月15日投稿記事より

近年、世界的に急激に太陽光発電のシェアが増加しています。

それに伴い、電気を貯蔵するためのバッテリー企業に、市場の注目が集まっています。

ウッドマッケンジーとエナジー・ストレージ・アソシエーションのアナリストによると、米国は2018年に338メガワット(以下「MW」)ものエネルギー貯蔵設備を導入しました。

これは前年比57%の増加ですが、増加傾向は始まったばかりです。

2019年には660 MW、2020年に1,700 MWのエネルギー貯蔵設備が必要とされています。

言い換えれば、バッテリー市場は2018年に立ち上がり、今後大きく成長していくものと思われます。

蓄電池市場に注目している投資家は、テスラ(ティッカー:TSLA)とEnphase Energy(ティッカー:ENPH)における取り組みについて、知っておくべきでしょう。

テスラの「自動車」以外の事業

テスラは「当社のエネルギー貯蔵設備に対する需要は、市場の電力生産能力を上回るほど大きい」と述べています。

同社の大規模な製造施設である「ギガファクトリー 1」においては、需要が生産能力を凌駕している状況です。

テスラは、住宅関連需要と商業、工業関連需要の両方にエネルギー貯蔵設備を販売する事業を構築しようとしています。

住宅関連は比較的小規模な市場ですが、商業、工業関連は、近い将来大きな成長をする可能性を秘めています。

最近の大規模なプロジェクトとしては、南オーストラリア州のバッテリープロジェクトが挙げられます。

高価なソーラーシステムおよびバッテリーの設置により、テスラは7,250万ドルを売上を計上しました。

バッテリーの設置が増えることで、テスラの将来的な利益率は改善していくことでしょう。

テスラは、ギガファクトリー 1が年間で生産可能なバッテリー容量は、50,000 MWhであると述べています。

それが年間500,000台の自動車用のバッテリーシステムをサポートし、平均的な自動車が85キロワット時(kWh)のバッテリーを搭載している場合、7,500 MWhの生産能力が残ることになります。

2017年にはわずか358 MWhのエネルギー貯蔵装置の販売にとどまりましたので、さらなる成長の余地があることを示しています。

Enphase Energyの住宅向け市場への参入

Enphase Energyは近い将来、テスラが独占している収益性の高い事業に参入することを目指しています。

同社は2018年に売上を伸ばし、ソーラーモジュールシステムの重要な構成要素であるマイクロインバーターのコストを削減することによって、その競争力を確立しました。

米国エネルギー情報局によると、米国は2018年10月までの12か月間に太陽から推定95,189ギガワット時の電力を生成しました。

それは、2016年の太陽光発電量から101%の増加となります。

Enphase Energyは、太陽電池モジュールメーカーの「サンパワー」にマイクロインバーターを供給するという新たな合意により、今年末までに売上が6,500万ドル増加する見込みです。

また、Enphase Energyは、競争の激しい住宅向け市場に参入する準備をしています。

同社は、3.3kWh、10kWh、および13.2kWhの住宅用エネルギー貯蔵製品を含む、新しいラインナップを発売する予定です。

現在のところ、小型の1.2 kWhバッテリーしか販売していないため、新しい商品ラインナップは、市場に大きな影響を与える可能性があります。

エネルギー貯蔵市場は、まだ初期段階

風力や太陽光などの成長によりエネルギー貯蔵設備は注目されていますが、投資家は、その市場がまだ始まったばかりであることを忘れないことが重要です。

テスラは、太陽エネルギー設備に頼っている商業顧客向けに製品を提供しています。

一方、Enphase Energyは住宅顧客を対象とする市場に参入しようとしています。

この2つは、2019年に注目すべき2つの蓄電池銘柄といえます。


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