The Motley Fool

【米国株動向】ドキュサインがナスダック100指数に採用されたが、購入を検討すべきか

モトリーフール米国本社、2020年7月13日投稿記事より

新型コロナウイルスが感染拡大する中、多くの企業は事業を継続することに苦労しています。

しかし、電子署名のドキュサイン (NASDAQ:DOCU)はパンデミック中でも対応できるデジタルでサービスを提供しており、またオンラインドキュメントの量も増加しているため、需要が急増しています。

そして最近、ドキュサインはナスダック100指数に採用されました。

ナスダック(NASDAQ:NDAQ)は、6月にユナイテッド航空を指数から外し、ドキュサインを加えました。

ナスダック100指数は、著名な上場企業で構成される大型株指数です。ドキュサインはナスダックの頂点に躍り出たことになります。

ナスダック100指数の定義

ナスダック100指数はすべて大型株で、公式ではありませんが、一般的に時価総額が少なくとも100億ドル以上ある銘柄と定義されています。

ナスダック100指数の半数以上が成長著しいテクノロジー業界のものですが、100億ドル規模に成長するには時間がかかります。

インデックスの水準で見ると、時価総額100億ドルは小さい方であり、ドキュサインの約390億ドルの時価総額も、アップル(NASDAQ:AAPL)の時価総額1.66兆ドル、アマゾン(NASDAQ:AMZN)の時価総額1.59兆ドルと比較するととても小さく見えるでしょう。

スティーブ・ジョブズがアップルをここまでの大企業に成長させるまでにはとても時間がかかりました。

また、アマゾンの投資家は、同社が小売業のカテゴリーを着実に広げ、規模を拡大していく中、損失が続く状況に耐えなければなりませんでした。

今では、隣人の家の前にアマゾンから荷物が届いている光景を見る日も少なくはないでしょう。

世界を代表するナスダック銘柄も、初めは小規模な企業であったということです。

指数に加わることで株価は上昇するのか

大型株指数への採用が発表された際に、株価が大きく上昇することはよくあります。

ドキュサインも発表があった後、8%上昇しています。この急激な上昇の勢いが続くことは滅多にありません。

指数に追加されただけでは、株価が持続的に上昇することはないでしょう。

投資家が注目すべきなのはファンダメンタルズと戦略です。

ドキュサインは、2桁の売上高成長と非GAAP(米国一般会計原則)ベースの売上高が黒字化できたことにより、投資家から評価されています。

同社が前四半期と同じように次の四半期も結果を残し続けることができた場合、間違いなく今後も人気株であり続けるでしょう。

投資家はナスダック100指数に含まれているという理由だけでは投資しません。

そもそもナスダック100指数に含まれていることを知らない人もおり、知ったとしても何も思わないでしょう。

今回のように、指数に加わると株価に注目が集まりますが、基本的には、より長期で考える必要があります。

企業は依然として期待以上のパフォーマンスを見せる必要があり、その実績によって価値は変動するでしょう。

【米国株動向】ドキュサイン決算、新型コロナウイルスの影響で見通しを大きく上回る

フリーレポート配信

米国株式市場で株価が急上昇していますが、株式市場と米国経済の現状が一致しない理由をレポートとしてまとめています。

不況入りする中で米国株式市場が好調な3つの理由」はこちらからご覧ください。(メールアドレスの登録が必要です)

また、ツイッターやフェイスブックで最新情報を配信しております。

公式ツイッターアカウント公式フェイスブックアカウントをフォローする。

免責事項と開示事項 記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資家に対する投資アドバイスではありません。アマゾンの子会社ホールフーズ・マーケットのCEOであるJohn Mackeyは、モトリーフール米国本社の取締役会メンバーです。元記事の筆者Eric Volkmanは、記事で言及されている株式を保有していません。モトリーフール米国本社は、アマゾン株、アップル株、ドキュサイン株を保有し、推奨しています。モトリーフール米国本社は、アマゾン株のオプションを推奨しています(2022年1月の1940ドルのショート・コール、2022年1月の1920ドルのロング・コール)。

最新記事