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【米国大統領選2020】パンデミック再び。バイデン氏の新しい政策計画

米国では、新型コロナウイルス感染が急速に拡大しており、大変な事態となっています。

7月4日、フロリダ州では、新型コロナウイルス感染者数が20万人を超えたと発表されました。

また、独立記念日で連休となっていた3日(土曜日)には、1日で11,458人感染という、今までで最多人数の感染者が出ました。

7日には、米国立アレルギー感染研究所所長のアンソニー・ファウチ博士が、「米国では新型コロナウイルス感染による新しい症例が急増している。今の状況は非常に良くない状況だ」と、懸念を示しています。

これに対し、トランプ大統領は「ファウチ博士の主張には同意しない。数週間後には、きっと良くなると思う」と、科学的根拠の考えをメディアに対し発言しています。

そんな中、共和党の元大統領、ジョージ・W・ブッシュ政権のもとで働いていた何百人もの関係者が、正式に民主党のジョー・バイデン氏を支持すると発表しました。

このグループの代表者は、メディアに対し、内閣官房長官、ブッシュ政権のメンバーを含むこのグループは、バイデン氏を支援するために、政治活動委員会を結成したと述べています。

その際、「私たちは、何が正常で、何が異常であるか心得ています。今、私たちが見ているものは異常です。トランプ大統領は危険です」とコメントし、国民に強いメッセージを送りました。

マスクをつけるトランプ大統領

そんなトランプ大統領への支持率ですが、新型コロナウイルス感染拡大、人種差別問題、経済的問題、そして、人種差別抗議デモに対するトランプ大統領のやり方への国民不満と、ネガティブ要因が多く、下へ下へと沈んで行っています。

この状況の中、トランプ大統領は、マスクについての方針を変える考えを示しました。

以前から、トランプ大統領は、マスクをしないことで知られており、「新型コロナウイルス拡散を抑制することと、マスクは何の関係もない」とも発言していました。

トランプ大統領支持者も、マスクを付けず、選挙集会などに参加しており、支持者には「マスクを付けないとは、強いリーダーだ」と、映った様です。

しかし、今の状況を見て、トランプ大統領は意見を変えました。

メディアに対し、「私はいつもマスクを付けている」と発言し、公的にマスクを着用することは、何の問題もないと発言しました。

一件、方向転換したように見えましたが、続けて「マスクを義務づける必要はないし、マスクをして、気分がいいならすればいい」と、必要性を訴えるというよりは、個人の自由で、付けたければ付ければいいし、付けたくなければ、それでいいだろうというようなニュアンスの発言をしています。

「自分は、いつもマスクを付けている」という政治的アピールをしたかっただけではないかとメディアからは揶揄されています。

支持者らを配慮して「あくまで、個人の自由だ」という部分も示したのでしょう。

未だ、トランプ大統領は、ファウチ博士の指摘、提案には耳を傾けていません。

耳を傾けていないというよりは、選挙戦も控えており、舵取りが難しいのでしょう。

バイデン氏の新しい政策計画

さて、民主党のジョー・バイデン氏についてですが、今月7日(火曜日)、新たな政策計画を発表しました。

米国が、今後中国に依存しないように、自国の製造業を復活させるというもので、バイデン氏のチームは、「製造業の雇用を作る政策計画が間もなく始まる」と発表しました。

バイデン氏は、中国やロシアなどの国からの供給に依存するべきではないと訴え、その供給とは、新型コロナウイルスの治療に関する供給だけではなく、エネルギー網技術、半導体、そして、原材料の生産も含めると発表しました。

彼は、今のトランプ政権の特徴である対中政策、そして、海外に製造業や建設業、いわゆる「ブルーカラー」職を送る米国企業が多く存在する、今の形そのものを抜本的に変える必要があると強く訴えています。

新型コロナウイルス感染拡大により、米国では、マスク、医療用ガウン、試験材料、人口呼吸器などの医療物資が不足する事態が起きています。

このような感染拡大、いわゆるパンデミックが起こったことで、供給を他国に頼る事への大きなリスクが、浮き彫りになったのです。

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