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「ケロス・セラピューティクス」医療ニーズの高い血液疾患を対象としたバイオベンチャー

2020年4月第2週、アメリカ株式市場に上場した企業を紹介します。

今回取り上げるのは、4月8日にNASDAQ Globalに上場した「ケロス・セラピューティクス(NASDAQ:KROS)」です。

ケロス・セラピューティクスは、未だ対処されていない医療ニーズの高い血液疾患や筋骨格系疾患の患者さんを対象とした新規治療薬の発見、開発、商業化に重点を置いた臨床段階のバイオ医薬品企業です。

赤血球や血小板の産生、筋肉や骨の成長、修復、維持を制御する主要なタンパク質であるTGF-ß(Transforming Growth Factor-Beta)ファミリーの役割を理解しているリーダー的存在といえます。

事業紹介

ケロス・セラピューティクスの研究戦略は、血液細胞、筋肉、骨の発生におけるTGF-ßファミリーのタンパク質の役割に焦点を当てています。

老化や損傷を受けた細胞は、正常に機能している臓器では日常的に新しい細胞と入れ替わっています。

これらの新しい細胞は、組織の恒常性を維持するために適切なシグナルが与えられると、特殊な機能を持つ細胞に分化する能力を持つ幹細胞に由来しています。

アクチビンや骨形態形成タンパク質を含むTGF-ßファミリーのメンバーは、この自己再生と修復のプロセスに必要なシグナルを提供しています。

ケロス・セラピューティクスは、TGF-ßシグナル伝達経路の機能不全に関連する疾患を治療するための、現在の治療アプローチの限界に対処することを目指しています。

同社は、TGF-ßタンパク質ファミリーにおける治療薬の研究開発において、計100年以上の経験を持つ、経験豊富な経営陣と科学的諮問委員会によって率いられています。

チームは、Reblozyl、Tecfidera、Kalydeco、Waylivraなどの市販されている治療薬にまとめて取り組み、アクセレロン、バイオジェン、ワイスファーマシューティカルズ、セレスセラピューティクス、バーテックスファーマシューティカルズ、アクセアセラピューティクスなどの企業で創薬や臨床開発を主導してきました。

財務諸表主要項目抜粋

(US千ドル) 2018年12月31日 2019年12月31日
売上高 10,000 10,000
営業費用 11,691 20,563
営業損益 -1,691 -10,563
純損益 -1,335 -12,336
     
基本的および

希薄化1株当たり損益

-0.50 -2.80
加重平均基本的および

希薄化発行済株式数

4,719,371 5,050,029
     
営業CF 7,042 -15,998
投資CF -217 -271
財務CF 11,463 14

参考:会社IRより

事業上のリスク

ケロス・セラピューティクスの事業に関連するリスクには、主に以下のようなものがあります。

創業以来毎年純損失を計上しており、今後も純損失を計上することが予想されます。

また、同社の製品候補の開発を完了し、商業化を開始するためには、多額の追加資金が必要となります。

必要に応じてこの必要な資金を得られなかった場合、製品開発や研究事業の一部を遅延、縮小、または廃止せざるを得なくなる可能性があります。

ケロス・セラピューティクスは、初期の臨床開発段階にある製品候補の成功に大きく依存しています。

現在または将来の製品候補を臨床試験に進めることができず、開発した製品候補の販売承認を得られず、最終的に商品化できなかった場合、または開発が大幅に遅れた場合には、当社の事業に重大な影響を及ぼす可能性があります。

引用 :

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