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【米国株動向】ハイリターン狙いで注目の米国株3銘柄

モトリーフール米国本社、2020628日投稿記事より

 前回同じテーマで紹介したアリー・ファイナンシャル、ブッキング・ホールディングス、カーニバル・コーポレーションは、その後の2カ月間でそれぞれ20%、11%、16%の株価上昇を記録しました。

このチャンスを逃したとしても、収束の気配を見せないコロナウイルスの“おかげ”で、割安になっている米国株は市場にまだまだ残っています。

中でも大きなリターンを上げる可能性を秘めた3銘柄を、以下で紹介します(株価および株価指標等は執筆時点)。

3割引きセール:バンク・オブ・アメリカ

大方の銀行株と同様、バンク・オブ・アメリカ(NYSE:BAC)はコロナ禍によって大打撃を受け、株価は直近の高値を記録した2月末から底を打った3月末までの間に半分ほどになりました。

この3カ月で下落分の半分ほどを取り戻しましたが、最近の株価はまだ24ドルを下回っており、年初来で3割安となっています。

コロナ禍が直撃した直近の四半期(1-3月期)は営業収益が18%減少しました。

とはいえ、これは1四半期だけの業績であり、株価はそれ以上に下落しています。

米国第2位の同行ですが、PBR(株価純資産倍率)は0.9倍と、簿価を下回る水準です。

実績ベースのPER(株価収益率)も、約10倍と極めて低くなっています。

アナリスト予想によると、営業収益は来年度には再び増加に転じ、その後4年間は平均9.5%の増益率を確保する見通しです。

2022年には、コロナの影響を受ける前の2019年を上回る利益を上げる可能性があります。

業績回復を待つ間、投資家は市場平均を上回る2.9%の配当利回りからも恩恵を受けられます。

4割引きセール:スチールケース・インク

配当利回りが同じく高め(2.4%)のオフィス家具メーカー、スチールケース(NYSE:SCS)の株も、バーゲン価格となっています。

米国各地で外出規制が出ていた第1四半期(3-5月期)の業績について、アナリストは悲観的で、大幅赤字になったと予想しています。

しかし、テレワークを強いられた会社員の自宅や、ソーシャルディスタンス対策を迫られたオフィスで家具の購入や配置換えが必要になり、新たな需要が生まれた可能性もあります。

7月1日発表の四半期決算に注目が集まりますが、前年度は2億ドルの利益(前年比59%増)と、それを上回る2億8,700万ドルのフリーキャッシュフローを稼いでいます。

実績ベースのPERはわずか7倍、株価フリーキャッシュフロー倍率は5倍以下と、バリュエーションは非常に低くなっています。

業績が前年度の水準に戻り、さらにはアナリストの長期目標である10%の増益を達成するとすれば、現在の株価は極めて割安と言えそうです。

5割引きセール:シーワールド・エンターテインメント

水族館・テーマパーク運営大手のシーワールド・エンターテインメント(NYSE:SEAS)は、コロナ禍と景気後退のダブルパンチにより、株価が一時8割安となりました。

その後反発したものの、今なお年初と比べて54%低くなっています。

しかし大規模ロックダウンが解除されると6月初旬に6施設をオープンし、入場制限をかけながらも、今後数週間でさらに営業再開を進めようとしています。

それでも今四半期(4-6月期)の業績について、アナリストは1株当たり0.80ドルの損失を予想していますが、7-9月期には黒字に戻り、来年度は通期で黒字になるとみています。

さらに、S&Pグローバル・マーケット・インテリジェンスが集計したこのアナリスト予想によると、2022年度の利益は前年の3倍となる見込みです。

この予想が正しいとすれば、2022年度の利益に基づくPERは13.4倍で、2015~2019年の5年間の予想PER標準下限である17倍を大きく下回っています。

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このレポートでは、パンデミック時に生じる需要増の恩恵を受けるだけでなく、長期的な成長性のある優良株に注目してみます。

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免責事項と開示事項 記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資家に対する投資アドバイスではありません。元記事の筆者Rich Smithは、記事で言及されている株式を保有していません。モトリーフール米国本社は、記事で言及されている株式を保有していません。

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