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【米国個別株動向】2018年10月から下落中のアップル株に長期的に注目すべき3つの理由

出典:Getty Images

モトリーフール米国本社、2019年1月13日投稿記事より

アップル(ティッカー:AAPL)の投資家は、ここ数ヶ月間、辛い思いをしてきました。

2018年9月に1株当たり233ドルの最高値をつけてから、アップルの株価は40%急落して140ドルとなりました。

そして2019年1月中旬に、およそ150ドルの値に戻りました。

大幅な株価の下落はアップル終焉の前兆なのでしょうか、それとも同社株式が魅力的になっているという見方をしていいのでしょうか?

おそらく、後者だと思われます。その 理由は以下の通りです。

サービス売上が伸びていること

アップルの四半期決算予告には、よいニュースが含まれていました。

ティム・クックCEOは、同社のサービスセグメントの売上が、第1四半期には108億ドル以上になると発表したのです。

これは前年比で28%の伸びです。

このサービス売上には、アップルケア、アップルミュージック、アイクラウド、そしてアップストアでの販売(同社は30%の手数料を得る)が含まれています。

iPhoneの需要が落ち込んでいる中国の市場でさえ、サービス売上は史上最高額に達するだろう、とクックCEOは語りました。

これは、サービスが新しいデバイスの販売に結びついているのではなく、既に販売済みのデバイスに結び付いているためです。

さらにアップルは、今年後半に独自のTVストリーミングサービスを開始する予定です。

これはサービス部門をさらに成長させる可能性があります。

投資家が、アップルのストリーミングサービスへの投資の大きさを十分に理解しているかどうかはわかりません。

アップルは、スティーヴン・スピルバーグ、オプラ・ウィンフリー、リース・ウィザースプーン、ジェニファー・アニストン、リチャード・ギア、クリスティン・ベル、ラ・ラ・ランド監督のデイミアン・チャゼル、M・ナイト・シャマランなどと契約しています。

アップルの世界中の14億以上のデバイスは、有名なハリウッド俳優によるストリーミングサービスを提供するのに十分な規模といえます。

アップルはまだユーザーを魅了しているということ

中国における販売不振にもかかわらず、アップルは顧客を維持し、そのユーザー基盤を拡大しています。

CIRPによると、2018年11月に販売された新しいiPhoneの約16%がAndroidからの乗り換えでした。

これは2017年11月の11%から上昇しています。

アップルのユーザーが増えているのであれば、iPhoneの衰退は最終的には底を打つはずです。

つまり、5G対応のスマホにアップグレードするときが来た際には、同社は顧客を維持する可能性が高いということです。

5G は2020年代になると予想されていますが、それが普及すると、だれもが最終的に5G対応スマホにアップグレードする必要があります。

セキュリティと健康に焦点を当てるブランドだということ

最後に、広範囲にわたるハッキングやデータ漏洩の時代において、プライバシーとセキュリティを重視するアップルの戦略は、同社に利益をもたらすはずです。

実際、アップルは今週ラスベガスで開催されたコンシューマー・エレクトロニクス・ショーにて看板を展示し、そのことを強調しました。

あなたのiPhoneで何が起きても、あなたのiPhoneに留まります

プライバシーと同様に、健康に対してもアップルは焦点を当てています。

過去数年間にわたり、同社は健康に関するイノベーションに投資してきました、そして昨年の秋、Apple Watch用の心電図について、アメリカ食品医薬品局の認可を受けました。

その機能は心房細動を早い段階で検出することができるため、潜在的にあなたの命を救う可能性があります。

健康への貢献は、アップルが特に重点を置いていることです。

実際、クックCEOは最近のCNBCのインタビューで「人類に対するアップルの最大の貢献は、健康に貢献してきたことだと人々は言うかもしれない」と述べました。

バフェットのような長期投資家が好みの銘柄

これらのすべての前向きな要因があれば、アップルの株価は他の会社にくらべて高値水準にあるべきと思われるかもしれません。

しかし、同社は先物PER12倍という非常に割安な価格にあります。

バフェットのような長期投資家は、1四半期の結果だけを見てアップルを判断しないでしょう。