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【米国株動向】マクドナルドとシェイクシャック:ハンバーガーチェーン2銘柄比較

モトリーフール米国本社、2020625日投稿記事より

マクドナルド(NYSE:MCD)とシェイクシャック(NYSE:SHAK)はいずれもハンバーガーショップ・チェーンですが、前者は主に子供などの若年層をターゲットとしているのに対し、後者は主に高級志向の消費者に焦点を当てています。

マクドナルドの方が歴史は古くて規模が大きいものの、シェイクシャックはハンバーガーの世界で新たな市場を切り開いています。

リスク・リターンの観点から見れば、どちらの銘柄にも保有する理由があるかもしれません。

しかし現時点では、マクドナルドの方がより良い投資先であることを示唆するいくつかの根拠があります。

消費者にとって最も重要なのはバリュー

景気に明るい兆しが見え始めており、非農業部門雇用者数は3月と4月に合計2,210万人減少した後、5月は250万人増加しました。しかし、新規失業保険申請件数は高止まりしています。

つまり、仕事を持つ人の多くは近い将来に仕事を失うかもしれないという不安を抱えており、新型コロナウイルスの世界的流行が経済に与える影響が景気後退に変われば、消費者の財布のひもはさらに引き締まることになります。

消費者が財布のひもを引き締める1つの方法は、外食支出の削減です。

7ドルのハンバーガー、3ドルのフライドポテト、3ドルの飲み物が、高過ぎるとみなされるようになるまでに、それほど時間はかかりません。

マクドナルドなら同じ組み合わせのセットを8ドル以下で購入できるからです。

フランチャイザーのリスクはフランチャイズ加盟店よりも低い

平均的な消費者は、あるマクドナルド店舗が直営店なのかフランチャイズ加盟店なのかを知りませんし、気にもかけていません。

しかし、新型コロナウイルスにより世界中のマクドナルドが休業する中、投資家にとっては非常に重要な違いです。

着目すべきは、フランチャイズ加盟店が取るリスクはフランチャイザーよりも大きいということです。

フランチャイズ加盟店はフランチャイザーに年会費と売上高の一定割合を支払うだけでなく、マクドナルドブランドの店舗を開くために多額の資金を負担する必要があります。

フランチャイザーであるマクドナルドの役割は、ブランドの良いイメージを維持し、すべての店舗が「一番に選ばれるファーストフード店」としての座を維持できるように支援することです。

マクドナルドブランドの店舗の約93%はフランチャイズ加盟店です(直近四半期決算時点の数値)。

これは、フランチャイズ契約を行っていないシェイクシャックとは対照的です。

同社は一部の事業者にライセンスを提供していますが、287店のうち60%近くが直営店です。

つまり、新型コロナウイルスの流行に起因する損失の大半はシェイクシャックが負うことになります。

この状況は永久には続かないが、現状ではマクドナルドがより良い選択肢か

新型コロナウイルスの感染が永遠に続くものではなく、景気後退を引き起こしたとしても、景気後退が永遠に続くことはありません。

シェイクシャックの事業は、消費者にちょっとした贅沢を促す好景気の下ではうまく回ります。

とはいえ、新型コロナウイルスが経済に及ぼす影響がいつまで続くのかは不透明です。

経営の安定したマクドナルドの株式をシェイクシャックの株式よりもはるかに割安に所有できる現状では、シェイクシャックに投資する明確な根拠は見当たりません。

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免責事項と開示事項 記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資家に対する投資アドバイスではありません。元記事の筆者James Brumleyは、記事で言及されている株式を保有していません。モトリーフール米国本社は、記事で言及されている株式を保有していません。
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