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ポートフォリオを構築することの重要性

出典:Getty Images

資産をしっかりと管理するための3つの簡単な方法を以下にご紹介します。

ポートフォリオを業界セクター毎に分ける

ポートフォリオに各業界セクターの株がどれだけの割合で存在しているかを確認しましょう。たとえば鉱業、銀行業(あるいは貸金業)、サービス、資本財、ヘルスケアなどに分割していきます。

業界セクター毎に仕分けるソフトのあるオンラインポータルを利用してもよいでしょう。グーグルファイナンスで会社の業務内容の概要を確認して、自分でスプレッドシートにセクター毎に銘柄を並べなおすことも可能です。

保有している株を業界ごとに分けると、現在のポートフォリオの何割が各セクターにひもづいているかが一目でわかるようになります。この目的は、セクターリスクが発生する前に危険信号に気づくことです。投資について詳しくなくても、ポートフォリオシートを見るだけで、たくさんのことを自身に問いかけることができるようになります。ポートフォリオシートを見て「本当に投資金額の半分も鉱業につぎ込んでしまっていいの?」と自分自身に問いかけることになるかもしれません。

また、このシートを行動指針として利用することや、市場予測の一要素として利用することもできます。「もっとヘルスケアや公益セクターに投資したい」と考えることや、「次の18か月で金利が上がると思うけど、実際に上がったら保有する銀行株の顧客のローン支払い能力にどのように影響するだろう」と考えることもできるようになるのです。

ポートフォリオの何割が増益しているか(あるいは増配しているか)をチェックする

ここでは、ポートフォリオの何%が増益を遂げているかを確認します。これを確認する一番手っ取り早い方法は、各企業の最新の年次報告を見て、増益を報告しているか、あるいは一時的費用を除くレベルでの増益があるかを確認することです。

ここでも目的は自分の判断に疑問を持つことや、危険信号を認識することにあります。もちろん、増益または増配していない企業の株はすべてダメと言うわけではありませんし、成長株は増収の方が重視されるべきでこともありますが、やはり成長していない企業については特別な注意を払うべきで、それがポートフォリオの大部分を占めるのであれば尚更です。

成長性で株を分類する

ピーター・リンチは著書『One Up On Wall Street』で、成長性等での分類を詳しく解説していますが、投資初心者向けには、2つのグループに分類することをおすすめします。それらは、成長株(中小型株に多い)と、安定配当株(大型株に多い)です。

たとえば投資スタイルとして成長を狙っているのに、拡大の余地があまりない成熟した企業の株で自分のポートフォリオのほとんどが構成されているようであれば、目的は達成できないでしょう。

まとめ

自身のポートフォリオを業界、増益、成長性で分類することで、現在の投資ポートフォリオをよりよく把握し、多大な労力をかけることなくリスクを管理することも可能になります。

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