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成長株に長期投資することのススメ

出典:Getty Images

勝っている投資家にも耐える時間は必要

株の世界で勝つために必要なことは、忍耐強く長期保有することにありますが、これを言い換えれば、売り時を慎重に待つことも必要です。特に成長株投資については、ひきつけて売り時まで待つ、これが肝要です。

成長株については、中小企業が大企業になる過程に投資することになることから、赤ちゃんが成人になる過程と似ています。短期ではその成長は実感できないことが多いのですが、5年、10年、20年経つと大きく成長しています。これと似て、成長株投資には時間がかかりますが、そのリターンも莫大です。

デイトレーダーが半年で億万長者になったという話も耳にしますが、これをまねて実際にそうなる人はどれだけいるでしょうか。他人の子供に神童がでてきたという話を聞いて、自分も神童が出てくるのを期待して子供を産むようなものです。子育ても王道は、忍耐強く手をかけながら成長を見守ることにあります。

成長株の長期投資について、リーマンショック後ゴールドマンサックスへの大規模投資を敢行したことで成功を収めたウォーレン・バフェットを例にみてみましょう。ここで多くの人が見落としがちなのが、バフェットは巨額の利益を投資から数日で手にしたわけではないということです。これは6年越しの投資だったのです。プロ中のプロの投資ですら6年越しです。目利き力の劣る個人投資家にはもっと時間がかかってもおかしくありません。

実際バフェットは20代から投資業を営んできましたが、その資産のほとんどは50歳以降に築かれたようです。中高年でも長期投資は王道なのかもしれません。

見落としがちな小さなリターンの差

投資には見落としがちな小さな差にも敏感になる必要がありますが、取引業者たちはこの事実に注意を払わないケースが多いです。例えば、年間収益率の差が7%と8%だった場合、20年のスパンでみると、資産には30%もの差が生まれますが、取引業者は株のリターンについてそこまで詳細には教えてくれません。彼らは売買してもらわないと商売あがったりだからです(彼らには仲介という大切な役割がありますが)。

勝つ投資家は、こういった小さな差にも注意して、長期保有することで大きな変化につなげるのです。だから、少しでも長期的な利益成長が見込める企業に投資すべきなのです。そして、大器晩成の子供を育てるかのように、長期間保有し大化けするのをまつのです。

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