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ステップ4:全てのお金は形を変えた投資としてみる

分譲マンションを購入したり、証券取引をしたりすることだけが投資ではありません。人生の質に大きく影響を与えるものすべてが「投資」なのです。あなたがお金を支払うものすべてが「投資」ということになります。

そして、あなたは、衣食住だけでなく何か「他のもの」のためにお金を支払っているでしょう。教育は典型的なものでこれは将来への投資で最良なものです。また、時間を節約するために、新幹線や飛行機に乗ることもあります。これは自分の時間への投資です。

「全てのお金は投資のきっかけ」という言葉を、あなたの潜在意識に少しずつうえつけてください。そして以下の「投資心得」についてこれから解説していこうと思います。

投資心得その1: 浪費のための借金は絶対にダメ。

借金には「良い借金」と「悪い借金」があります。

「良い借金」とは、住宅ローンや、将来の可能性を広げる教育ローンを指し、「悪い借金」とは、飲み代のための消費者金融などを指します。

金を貸す側にとって金利が収益のすべてですが、金を借りる側からしてみれば逆です。借金を返済できずにさらに借金を重ねるという悪循環が生まれることさえあります。

この悪循環の大きな原因は消費者金融やクレジットカードにあります。これらは簡単に使える反面、利率が高く、毎月のカードの支払いが滞った場合、金利はどんどん増えてゆきます。なんてことはない少額のカード払いであっても、放置すれば、利子は急速に膨れあがっていくのです。

今月のカード利用額が1500ドルだったとしましょう。月利子が1.5%で、毎月2%ずつの分割払いを選択した場合、完済までに約37年の歳月かかり、何千ドルという利子があなたの肩に重くのしかかることになります。

もし借金をしているならば、金利の高いものから優先して返済しましょう。

投資心得その2:キャッシュフローには余裕を

リストラされたり、トイレが水漏れしたり、冠婚葬祭の予想外の出費など、いつどのようにお金が必要になるかは分かりません。十分な貯蓄がないと、このような出費に対応できずに、クレジットカードを使って借金をする羽目になってしまいます。

物入りの時のために、ある程度は貯金しておくべきなのです。インフレにやられるリスクもありますが、手持ち資金としてある程度は必要なのです。

ではどれくらい貯金すればいいのでしょうか。こちらが、状況別の大まかな参考指標です。

置かれている状況 望ましい貯蓄額
仕事をやめ、収入の見込みが今のところない 月収の3~6倍
自分が一家の大黒柱で、不安定な業種に勤めている 月収の6~12倍
定年退職し、年金暮らしをしている 年収の5倍

投資心得その3:わかりやすく、低コストな投資をしよう

当たり前ですが、銀行や証券会社に比べ、一般消費者の金融知識は未熟です。したがって金融機関と取引するときは次のような点に留意しましょう。

  • 金融商品の手数料に気をつけましょう
    手数料が大きく、かつ頻繁に発生する金融商品は避けましょう。投資の複利効果を減殺することになります。購入後、一定期間置くことで高い収益率を生む債券などは、手数料が限られ、複利効果が期待できる点で例外的だと言えます。
  • 低コストであること
    リターンの高い金融商品は、時として、その料金や手数料もまた高額になってしまうことがあります。常に見えない「コスト」に注意しましょう。
  • 金融商品への理解
    その金融商品の仕組みが理解できないもの、たとえばデリバティブ等、手を出さないのが得策でしょう。
  • 抱き合わせ販売
    多くの金融機関は、「目玉商品」を餌に、他の不人気な金融商品を勧めてくることがあります。勧める商品全てが高品質な金融商品なんて金融機関はほぼ存在しません。金融商品毎に、他社のものと比較することをオススメします。
  • 手数料
    金融機関の営業担当は、時折、手数料を稼ぐために、あなたに金融商品を勧めてきます。誰かが金融商品を勧めてきた時は必ず、仲介手数料が狙いなのか見極めましょう。

このように投資の関連で、金融機関は高い手数料を課したり、難解な金融派生商品を売ってきたり、極端な場合は詐欺会社がネズミ講の話を仕掛けてきたりします。日本人は投資は危ないと思う人が多いですが、こういったケースと純粋な長期投資と混同している場合が多いからでしょうか。当社は、過大な手数料や難しい仕組債を避け、単純な長期の株式投資により資産形成のアドバイスをしたいと考えています。