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米国株投資を始めるのに適した、国内のネット証券5社を比較

資産運用の基本として、分散投資が挙げられます。

日本株をすでに保有しているのであれば、次の選択肢として外国株、特に米国株がオススメです。

米国株は日本株と比較して、配当も高い傾向にあり、また連続増配の企業も多く、長期投資に適しているからというのが大きな理由の一つです。

しかし、「日本株は持っていても、米国株はどのように購入すればいいのかわからない」という方もいらっしゃると思います。

実は、米国株は日本株と同じような感覚でとても簡単に取引することが可能です。

ですが、口座を開設するべき証券会社を選ぶには、いくつか注意するポイントがあります。

本記事では米国株投資を始めたいという方に向けて、ネット証券を選ぶポイントと、米国株投資を始めるのに適したネット証券を5つご紹介します。

米国株はどうやって買うの?

米国株を取り扱っている日本の証券会社の口座を開設して注文するだけです。

つまり、「外国株取引口座」の取り扱いがある証券会社を選ぶ必要があります。

この記事では、「外国株取引口座」の取り扱いのある、以下の5つのネット証券を紹介していきます。

取引する時のルールの違いが若干ありますが、後述するのでご安心ください。

また日本株を買ったことがないという方でも、最初から米国株取引をはじめてしまっても特に問題はありません。

米国株投資を始める際に、日本の証券会社を選ぶべき理由

日本からでもアメリカ現地の証券会社の口座を開いて取引することもできるのですが、確定申告が煩雑になりますし、税制上でも日本の証券会社で取引した方が有利です。

確かに米国のネット証券の買い付け手数料は安く、一律で約5USDのところもあります。

日本のネット証券ですと、買い付け価格によって下限5USD〜上限20USDなので、一見米国の証券会社の方が有利に見えます。

ですが、米国現地のネット証券には手数料のメリットでは補えきれない、大きなデメリットが存在します。

それは、譲渡益の繰越控除ができない点と、特定口座が使えないという点です。

米国現地のネット証券だと、確定申告も「特定口座の源泉徴収あり」のように簡単ではなく、取引履歴を自分でまとめて、為替レートを計算して、米ドル建を日本円換算にするなど、非常に面倒になります。

また外国の証券会社ですと、英語での取引ややり取りをしなければならないうえ、トラブルがあった時も大変です。

よほどのこだわりがない限り、日本のネット証券から米国株を買うことをおすすめします。

米国株を購入する際に注意するポイント

米国株の取引をする際に注意すべきポイントについて説明します。

日本株の取引とは若干異なる点もあるので、チェックしておきましょう。

取扱銘柄数

あなたが米国株式を独自に選定して、「この銘柄を購入したい!」と思っても、ネット証券によっては「その銘柄を取り扱っていない」、ということがありえます。

ネット証券によって、取り扱っている銘柄数が異なるということを覚えておきましょう。

とはいえ、GoogleやApple、Facebookなどの米国を代表する企業は、どのネット証券も取り扱っているのでご安心ください。

もしあなたが「次のFacebookやNetflixを探して購入したい」ということであれば、より取扱銘柄数が多いネット証券で口座を開設することをおすすめします。

また管理が面倒でなければ、複数の口座を同時に開設してしまうのも手です。

例えば、A証券会社で取り扱いがない銘柄がB証券会社で取り扱っていることもあれば、その逆もあるからです。

取引手数料

日本株の取引と同様、米国株式の取引にも取引手数料が発生します。

米国株式を取引できる多くのネット証券は、約定代金の0.45%を取引手数料として設定しています。(最低・上限の設定あり)

また、日本円から米国株式を購入する際、また米国株式を売却して日本円にする際は、為替手数料がかかります。

多くのネット証券はこの為替手数料を片道25銭に設定しています。

注文方法

米国株でも日本株と同じように成行、指値の注文が可能です。

さらに、ネット証券によっては逆指値、OCO、IFDONE注文といった特殊注文もできます。

注文方法にこだわりがある方は、注文方法の多種性でネット証券を選ぶのもいいでしょう。

注文受付時間

米国株の取引時間は、基本的に日本時間の夜〜明け方になります。

ですが、ネット証券では日本時間のお昼過ぎから翌日の朝まで注文を受け付けています。

中には24時間注文を受け付けているネット証券もあります。

あなたのライフサイクルに沿った注文時間を考えて、その中からネット証券を選択するのもポイントの一つです。

源泉徴収ありの特定口座に対応しているかどうか

源泉徴収ありの特定口座で取引すると確定申告の手間が省けます。

外国株の確定申告は、為替レートの計算など面倒なことも多くなるので、申告の手間を考えると「源泉徴収ありの特定口座」がおすすめです。

ただし、外国税控除などの税制上のメリットを享受したい場合は少し手間がかかりますが、この限りではありません。

米国株を取り扱っているネット証券5社を紹介

これから紹介する各ネット証券の情報を比較しました。

口座開設を検討する際の材料にしてください。

サクソバンク証券 マネックス証券 楽天証券 SBI証券 DMM株
取扱銘柄数 約6000銘柄 約3000銘柄 約1700銘柄 約1400銘柄 約480銘柄
売買手数料 0.2%(最低5ドル・上限15ドル) 0.45%(最低5ドル・上限20ドル) 0.45%(最低5ドル・上限20ドル) 0.45%(最低5ドル・上限20ドル) 0.45%(最低5ドル・上限20ドル)
為替手数料 片道0.2% 片道25銭 片道25銭 片道25銭 片道25銭
注文方法 成行・指値・逆指値 成行・指値・逆指値・トレールストップ・OCO・連続 成行・指値 成行・指値 成行・指値・IFDONE注文
注文受付時間 24時間 24時間 【円貨決済】
夏:17:15~翌5時/冬:17:15~翌6時
【外貨決済】
夏:15時~翌5時/冬:15時~翌6時
夏:10:30時~19時/19:30〜翌5時
冬:10:30時~19時/19:30〜翌6時
夏:日~月16時~翌5時/土16時~翌3時
冬:日~月16時~翌6時/土16時〜翌3時

サクソバンク証券

取扱銘柄数 約6000銘柄
売買手数料 0.2%(最低5ドル・上限15ドル)
為替手数料 片道0.2%
注文方法 成行・指値・逆指値
注文受付時間 24時間

サクソバンク証券は、2018年から米国株取引サービスを開始した注目の証券会社です。

もともとFXやCFD(差金決済)のサービスを提供していた会社です。

取り扱い銘柄数が個別銘柄とETFの合計で約6000銘柄。

SBIや楽天が約1500前後、マネックス証券が3000前後であることを考えると、取り扱い銘柄数は群を抜いています。

しかも手数料もSBI、楽天、マネックス証券に比べ安いことで話題です。

さらに中国に加えイギリス、ドイツ、フランスといった欧州の株式も取引できます。

個性の際立つ証券会社です。

ただしSBIや楽天のようにASEAN諸国の株は取り扱っていません。

サクソバンク証券は源泉徴収ありの特定口座に現時点で対応しておらず、確定申告の手間が少しかかります。

ですが、公式のスケジュールでは、2019年夏には「特定口座 源泉徴収なし」に対応予定、2020年には「特定口座 源泉徴収あり」に対応する予定です。

現状、源泉徴収ありの特定口座にこだわらないのでしたら、サクソバンクは手数料も安く取り扱い銘柄数も多く、欧州株も取引できるため面白い口座です。

サクソバンク証券の口座開設はこちら

マネックス証券

取扱銘柄数 約3000銘柄
売買手数料 0.45%(最低5ドル・上限20ドル)
為替手数料 片道25銭
注文方法 成行・指値・逆指値・トレールストップ・OCO・連続
注文受付時間 24時間

マネックス証券は米国株取引に特に力を入れている大手オンライン証券です。

個別銘柄、ETF、ETN、ADRを含めた取り扱い銘柄数は3000銘柄以上です。

SBI証券や楽天証券のようにASEANを中心とした新興国株式は取り扱っていませんが、その分米国株の取り扱い銘柄数は群を抜いています。

ただし中国株はマネックス証券でも取引できます。

米国株取引の源泉徴収ありの特定口座に対応している大手オンライン証券の中では、マネックス証券が一番、米国株の取り扱い数が多いです。

マネックス証券の口座開設はこちら

楽天証券

取扱銘柄数 約1700銘柄
売買手数料 0.45%(最低5ドル・上限20ドル)
為替手数料 片道25銭
注文方法 成行・指値
注文受付時間 【円貨決済】
夏:17:15~翌5時/冬:17:15~翌6時
【外貨決済】
夏:15時~翌5時/冬:15時~翌6時

大手Eコマースでお馴染みの楽天グループの証券会社です。

米国株の取扱銘柄数はETFなども含めると約1700銘柄ほどです。

楽天証券も米国株の取り扱い数は十分。

中国株に加えシンガポール、タイ、マレーシア、インドネシアの銘柄も取引できます。

楽天証券の面白いところは、手数料の1%を楽天スーパーポイントに還元できるところです。

現在、大手オンライン証券の米国株取引手数料は横並びですが、手数料の1%をスーパーポイントに還元できるため、楽天のサービスを良く利用する人には特におすすめです。

楽天証券の口座開設はこちら

SBI証券

取扱銘柄数 約1400銘柄
売買手数料 0.45%(最低5ドル・上限20ドル)
為替手数料 片道25銭
注文方法 成行・指値
注文受付時間 夏:10:30時~19時/19:30〜翌5時
冬:10:30時~19時/19:30〜翌6時

国内最大手のオンライン証券です。

米国株の個別銘柄・ETF・ETN・ADRの合計取り扱い数は2019年現在で約1400銘柄です。

SBI証券の強みは、米国株でも十分な数の取引銘柄に加え、新興国株式にも強いことです。

例えば中国株、韓国株、ロシア株、ベトナム株、インドネシア株、シンガポール株、タイ株、マレーシア株、とアジア方面の株を中心に多くの国の株式を取引できます。

SBI証券のSBIグループは海外事業も積極的で、例えばタイの地下鉄に乗っているとSBIの広告が掲載されているほどのグローバルに展開しています。

米国株だけでなくアジアの新興国株式にも興味がある人におすすめです。

SBI証券の口座開設はこちら

DMM.com証券(DMM株)

取扱銘柄数 約480銘柄
売買手数料 0.45%(最低5ドル・上限20ドル)
為替手数料 片道25銭
注文方法 成行・指値・IFDONE注文
注文受付時間 夏:日~月16時~翌5時/土16時~翌3時
冬:日~月16時~翌6時/土16時〜翌3時

大手インターネットサービスのDMMグループが運営するネット証券です。

取扱銘柄数は他社に比べ圧倒的に少なく、海外株はまだ米国株にしか対応していません。

取扱銘柄数が少ないといっても、GAFAやFAANGといった米国の株式市場を牽引する企業の株式の取り扱いはあるので、「米国株式投資がどのようなものかとりあえず知りたい」という方には、選択肢として上がるネット証券です。

米国株の取り扱い自体、2018年11月と最近で、これから取扱銘柄数が増えていくことも期待できます。

DMM株の口座開設はこちら

まとめ

日本居住者なら、日本の証券会社から米国株を買うのが確定申告や英語、税制などの理由からおすすめです。

現在おすすめの米国株取り扱い口座は、サクソバンク証券、マネックス証券、楽天証券、SBI証券、DMM.com証券の5つです。

それぞれ個性がありますので用途にあった好みの口座を開きましょう。

管理が面倒でなければ口座を開設しても口座維持手数料などはかからないので、複数口座を開設して実際に使ってみて気に入った口座を使うのも手です。

また、米国株投資を行うには情報も必要不可欠です。

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